昨年12月中旬、ロシアのモスクワで残忍な家庭内暴力事件が発生
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昨年12月中旬、ロシアのモスクワで残忍な家庭内暴力事件が発生した。ドミトリー・グラチョフ(26歳)の妻で5歳と3歳の子の母でもあるマルガリータさん(25歳)は、モスクワ近郊の森の中で夫に両手を斧で切つけられたのだ。
ドミトリーは、ナイフでマルガリータさんを脅して車で森の中へ連れて行った。そしてマルガリータさんに「お前に酸をぶっかけてやる」などと脅し、斧で彼女の両手を切りつけたのである。ドミトリーはその後、車でマルガリータさんを病院へ連れて行き、警察に自首した。
何とも外国産らしい、パワフルなニュースが飛び込んできた。
東京住まいだと、斧も森も近くにはないのでこんな事件は起こそうとしても起きないだろう。
犯人の自首、という形で事件そのものは幕を閉じてはいるものの、ショッキングな事件であることに違いはない。
東京住まいだと、斧も森も近くにはないのでこんな事件は起こそうとしても起きないだろう。
犯人の自首、という形で事件そのものは幕を閉じてはいるものの、ショッキングな事件であることに違いはない。
凶行の原因は、妻の浮気を疑った夫の被害妄想?
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ドミトリーは、マルガリータさんが勤務していたマーケティング会社の同僚で離婚歴のあるアレクサンダー・チェルカソフさん(39歳)と浮気をしていると思い込んだ。
単なる同僚としてメッセージをやり取りしていた2人が、互いに子供連れで映画館に行った事実を知ると、ドミトリーは2人の仲を疑いマルガリータさんの車を尾行し、「不倫などしていない」と潔白を主張し続けるマルガリータさんを嘘発見器にもかけたりもした。しかし結果はシロ。
かつて妻に手をあげるような行為など一切なかったドミトリーだが、妻への不信感が募るばかりで次第に暴力的になっていくばかりだった。
事の発端はちょっとした気持ちの緩み。
一般的に見れば、例え男女で遊びに行ったとしても、お互いがお互いの子供を連れてのお出かけであれば別に咎める必要も無し。という感覚だろう。
しかしこの夫の場合はそうはいかなかった。
疑い始めるとキリがない。もはや妻の言うことを信じることができず、どんどん暗い気持ちが大きくなっていってしまったのだろう。
一般的に見れば、例え男女で遊びに行ったとしても、お互いがお互いの子供を連れてのお出かけであれば別に咎める必要も無し。という感覚だろう。
しかしこの夫の場合はそうはいかなかった。
疑い始めるとキリがない。もはや妻の言うことを信じることができず、どんどん暗い気持ちが大きくなっていってしまったのだろう。
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マルガリータさんはどうにかして以前の夫に戻ってくれることを願っていたが、夫婦間の修復は不可能であることがわかり、5年の結婚生活に終止符を打つべく離婚を申し出た。
そしてこの離婚の申し出が決定打になり、今回の凶行に至ってしまったというわけだ。
とはいえ、完全に浮気じゃなく、そんな気持ちが微塵もなかったにせよ、なぜ夫に内緒で映画に行くかね!?とは思う。
なんというか、互いのちょっとした気の緩みが原因になってしまった事件とも言えるのではないだろうか。
とはいえ、完全に浮気じゃなく、そんな気持ちが微塵もなかったにせよ、なぜ夫に内緒で映画に行くかね!?とは思う。
なんというか、互いのちょっとした気の緩みが原因になってしまった事件とも言えるのではないだろうか。