人気「くまのパディントン」の作者、マイケル・ボンドさんが91歳で亡くなったと、出版社のハーパーコリンズが発表しました。
Today is a very sad day. Michael Bond CBE will be missed by many. pic.twitter.com/ZoCb5sU2V9
— Paddington (@paddingtonbear) June 28, 2017
イギリスの出版社ハーパーコリンズの発表によると、短い病気療養の後、自宅で息を引き取ったという。
1926年に生まれたボンドは、第二次世界大戦中、イギリスの空軍、陸軍に従軍。1945年から作家活動を始め、約60年間におよぶキャリアで200以上の児童文学作品を発表した。
『くまのパディントン』は1958年に初めて出版され、これまでに世界で3500万部以上が発行されている。玩具やテレビシリーズ化されているほか、2014年には実写映画版が公開。
映画『パディントン』本予告編
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パディントンは40カ国語以上に翻訳され、世界で3500万部以上販売された人気絵本。アニメや映画にもなった。
映画版の第2作目も今年にイギリスで公開され、2018年に日本公開を予定しています。
今年4月には『パディントン』シリーズの小説の最新刊となる『Paddington's Finest Hour』が刊行されていました。
今年4月には『パディントン』シリーズの小説の最新刊となる『Paddington's Finest Hour』が刊行されていました。
くまのパディントンとの出会い
ボンドさんが『くまのパディントン』のアイデアを思いついたのは、本が出版される2年前、映像カメラマンとしてBBCに勤務していた1956年のこと。
ボンドさんがパディントンを生み出すきっかけになったのは、1956年のクリスマスイブに出会ったクマのぬいぐるみだった。
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お店に売れ残っていたクマのぬいぐるみとの”出会い”が、彼のその後の人生を大きく変えました。