毎週たくさんの新作映画が劇場公開されるなかで、知的好奇心を満たしてくれる、そして、心はいつでも熱くなりたい!と思う躍動感あふれるドキュメンタリー映画をご紹介します。
『セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』
従来のバレエ界の型におさまりきらない、若き孤高の天才ダンサー、セルゲイ・ポルーニン。そんな彼の人生を追ったドキュメンタリー映画が7月15日に公開されました。
予告編はこちらから。↓↓↓
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映画『ダンサー、セルゲイ・ポルーニン 世界一優雅な野獣』予告編
via www.youtube.com
バレエダンサーというのは、一見華やかに見えても、肉体的にも精神的にも本当に過酷な職業。だからこそ、その努力が垣間見える鍛え上げられた肉体は、見どころ満載。スクリーンでじっくりと堪能してみませんか?
全身全霊のダンスはまさに鳥肌モノ!
ポルーニンは、バレエに興味がある人にとっては、とても有名なダンサー。知らない人もグラミー賞にノミネートされた大ヒット曲、『Take Me To Church』のMVで彼の姿を見たという人も多いかもしれません。(ちなみに私もこのMVで彼のことを知りました。)
早速、観てみましょう。↓↓↓
早速、観てみましょう。↓↓↓
Sergei Polunin, "Take Me to Church" by Hozier, Directed by David LaChapelle
via www.youtube.com
この動画は、2015年2月にYouTubeで公開されて以来、これまでに2000万回以上視聴されるほど注目されています。
王子様のような高貴さがありながら、野獣のような破天荒な一面を持ち合わせているギャップも魅力ですが、もうひとつ注目すべきは、逞しくてしなやかさのある筋肉を持った理想の肉体美。
映画公開に先立つ4月末、天才ダンサー・ポルーニンが来日。記者会見と『Take me to church』をライブで踊ったトークイベントが行われました。孤高の半生を辿りつつ、彼の言葉をご紹介します。
via i.huffpost.com
ウクライナの貧しい家に生まれ、13歳でイギリスへ
1989年、ウクライナの貧しい家庭に生まれた彼は、4歳から体操を始め、その傑出した身体能力と「踊るのが好き」という本人のきわめてシンプルな想いから、天性の才能を、たゆまぬ努力で開花させ、13歳でイギリスに渡り、名門、英国ロイヤル・バレエスクールへ入学。
そして、彼は飛び級を繰り返し、数々の世界的な賞を総なめにします。
そして、彼は飛び級を繰り返し、数々の世界的な賞を総なめにします。
差し込む光の中で、優雅に回転したかと思えば、驚異的な跳躍から、一気に床に倒れ込み、身をよじって苦悶する姿・・・