アメコミの巨匠スタン・リー氏が95歳で死去
アメリカン・コミックスの巨匠と称される、スタン・リー(Stan Lee)さんが、現地時間11月12日に、アメリカ・ロサンゼルスの病院で死去したと、メディアなどが報じました。95歳でした。
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スタン・リー氏はマーベル・コミック編集委員、マーベル・メディア名誉会長であるアメコミの巨匠。各マーベル映画へのカメオ出演でも親しまれていました。
マーベル・コミック(Marvel Comics)の作家として大衆文化に革命を起こしたリー氏は近年、複数の病気を患っていた。
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2018年1月末には不整脈のため病院に搬送されるなど体調面が心配されていましたが、自身のTwitterアカウントやマスメディアを通して健在ぶりをアピール。その矢先での訃報に、世界中から故人を惜しむ声が集まっています。
スタン・リー氏本人の公式Twitterでも「1922-2018 Excelsior!」と投稿され、全世界のファンから追悼のコメントが寄せられています。↓↓↓
— stan lee (@TheRealStanLee) November 12, 2018
(「Excelsior!(エクセルシオール)」とは、スタン・リー氏が編集後記の締めに用いる言葉で、ラテン語で「優れた」「常に向上する」)
スタン・リーの軌跡
スタン・リー、本名スタンリー・マーティン・リーバーは、1922年アメリカ・ニューヨークで生まれ、1939年にコミック業界での仕事をスタートさせました。
スタン・リーは、1939年にマーベルコミックの前身であるタイムリー・コミックスに参加。
ニューヨーク生まれのリー氏がアメコミ業界に足を踏み入れたのは偶然のめぐりあわせによるもので、きっかけは十代の頃におじの紹介で、コミック作家が使うインクを充填したり、コーヒーを用意したりする仕事を始めたことだった。