2017年10月17日 更新

男の妊活をサポート、自宅でできる「精液検査精液検査」とは?

男性の妊活に新しいアプローチした自宅でできる精液検査精液検査を来年の春から発売開始すると発表したベンチャー企業に取材に行ってきました。精液を郵送して精子成分分析や自分の体の健康までわかる?世界初の取り組みについてまとめてみました。

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世界初の精液成分分析を開発したダンテ

ダンテは、世界で初めて「精液」の成分分析を行うベンチャー企業として、男性の現在のコンディションが的確にわかる精液中の栄養素・酵素の測定法を確立したと発表しました。
企業コンセプトは、「男の未来を打ち上げる。男のフルスイングを応援する。世界一の男前企業」
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生活習慣が、“精液成分”に大きく関係している?

ダンテは、精液中の微量成分や微量元素を分析し、妊孕性や男性機能のバイオマーカーとしての有用性 と生活習慣による影響を検討しました。
28歳から58歳の男性80名を対象として検査を行いました。

方法は、自宅で精液を採取後に、生活習慣調査票とともに、検体を郵送してもらいました。
精液中に含まれる亜鉛や、テストステロンのほか、精液の量や、精子濃度が、妊娠に深く関係しています。

テストステロンは年齢とともに減少傾向にあり、20代では、2100だったのが、30代40代になると、1500、50代になると、約1300まで減少してしまうという結果が出ました。
食生活を調べて見ると、肉中心の男性は多く、魚を多く摂取する男性は、精液中に含まれる亜鉛の濃度が高いことがわかりました。

病気を発見するためや体調を測定するために、血液や尿、唾液など、さまざまな検体が検査されています。しかし、精液はこれまでほとんど注目されず、いわば「未利用資源」として研究が大きく立ち遅れていました。
精液には、精子の数を増やす成分や、精子の運動性を高める成分などが見つかっており、精子が受精するために必要なすべての物質が含まれています。さらにテストステロンのような男性力の指標となりうる成分も多く存在することがわかってきました。
また睡眠時間と精液中の酸化ストレスを比較して見ると、睡眠時間が3時間から5時間の人は、7時間から9時間睡眠をとっている人と比べると、約5%もストレスが上昇していることがわかりました。

企業ミッションはおとこの未来を打ち上げる

不妊治療では、精液検査が行われますが、精子運動率や精液量や精子濃度など物理的・形態学的な検査が中心で、精液に含まれている微量成分を分析することはほとんど行われていません。血液検査でいう、コレステロールや血糖値のような成分検査が全くない、というのが現在の精液検査です。また、健康診断で測定される血液検査の多くは、必ずしも自分の体調を反映しません。一方これまでの研究の結果、精液は男性の体力低下やホルモン不足、さらにはがんリスクを如実に反映することが既にわかっています。
10月6日、都内で世界初の試みとなる精液成分分析について記者会見が行われ、
ダンテの瀧本陽介代表取締役は会社設立について
私がもう一つ事業として尿検査専門の検査を主に取り扱うヘルスケアシステムという会社で、大豆イソフラボンが他の物質に変えられるかという研究で5年前に開発し、現在10万人の方に検査を受けてもらっています。塩の摂取量も尿でわかるんですね。今まではこういった食生活に関わる検査を主にやってきましたが、ユーザーの8割以上が女性でした。

2年前に開催したある学会で、現在ダンテ取締役の堀江重郎教授に声をかけてもらったことがきっかけでした。
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socialzine編集部 socialzine編集部