2017年3月13日 更新

「北極冒険家」が明かす人生において大切な3つのこと。半径500キロに誰もいない北極、極限で何が見えたのか

北極点まで「無補給単独徒歩」で挑戦する北極冒険家の「荻田泰永氏」 「無補給」というのは行程の途中で外部からの物資補給を受けないという意味 です。 「単独」完全に1人で「徒歩」なので自分の足で自力で歩いて北極点に行くという壮絶な「冒険」に挑戦されています。 極限だからこそ見えた冒険と人生において大切な体験談を3つご紹介します。

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事前準備が大切

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「様々なケースを想定しておけば、どんなことも想定内。想定内であるなら怖いことなどないんですよ」
「そんな毎日でどんな怖い体験をされましたか?」という質問に対しての彼の答えはあっけないものだった。それが冒頭で紹介した「想定内であるなら怖いことなどない」発言
シロクマが来たら慌てず距離があるときにこちらに気がついてもらう。氷が薄い時はそりを引く紐を長くして、自分が海中に落ちてもそこにそりが来るのを防ぐ。聞けば聞くほどすごい話だが、そんなことの積み重ねこそが大事なのだという。
「冒険」と聞くと、一か八かの賭けをしてチャレンジするイメージだが、実際は準備とシミュレーションを重ね、いかにリスクを減らしておけるかが勝負となる。
冒険に限らず日常生活でも言えることです。
失敗したらどうしようと
やりたい事や、やるべき事を前にして
動けなくなる人は多いと思います。
準備8割とよく言いますが
どんな失敗が待っているのか
失敗をした時にどういう対応をするのか
事前に想像し準備しておけば
問題が発生したとしても想定内として
対応できるため
こわさを軽減できるのではないでしょうか。

真の孤独を考える

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周囲1000kmに人はいない。何かあって救助を求めても最短で数日かかる。何があろうと1人で解決できないと生きていけないのだ。
「確かに物理的には1人。でも、たくさんの方に応援してもらい精神的に1人ではないから耐えられる。都会の人は精神的な孤独を、物理的に群れるという行為でごまかしているんじゃないかなぁ」
この言葉にはあまりにドキッとさせられる。孤独かどうかは物理的なものでなく、精神的なものだと。それがなければ大都会にいても孤独だし、それがあれば北極にいても孤独には感じない。都会に住む我々への重い投げかけに聞こえた。
周囲に誰もいない北極にいても
精神的に一人ではないと思うことができれば
孤独を感じないそうです。
今、自分が誰もいない北極にいることを想像してみた時
孤独で耐えられないと感じた人は
精神的なことに目を向けてみると
足りないものを発見できるかもしれません。

冒険でいちばん大事なのは主体性

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冒険っていうのは、いちばん大事なのは主体性だと思うんですね。自分に主体を持つことです。主体を自分に持って、自分の行動をまず信じることですね。信じて、好奇心を持って、試行錯誤を繰り返すこと。それが冒険だと思ってます。
冒険って別に北極とかアマゾン川とか遠く離れた僻地でしか行えないものではなくて、日常生活はみんな冒険なわけですね。自分が踏み出すこの一歩っていうのは、誰の判断、誰の主体の一歩なのか。それを私は自分の主体でありたいと常に思ってますし、北極では自分の主体で判断して一歩踏み出さないと危険であると、そういう教訓があるんですね。人の判断で踏み出すと死ぬんです。
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高野葵 高野葵