2017年8月8日 更新

無痛分娩による植物人間や障害児 死亡などの危険は本当か!? 当事者になってからでは遅いメリットとデメリット

出産の痛みを軽減してくれる「無痛分娩」。女性にとって身体の負担を減らす素晴らしい医療技術ですが、メリットばかりではないのかもしれません。無痛分娩が原因で母子に障害が残ったり、死亡したりした可能性がある・・・そんな事件がインターネットで報告されています。無痛分娩にデメリットはあるのでしょうか?

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●麻酔ミスにより母親が死亡 男児に重い障害が残る事件

神戸市西区の産婦人科で悲しい事件が起きました。
麻酔で出産の痛みを和らげる「無痛分娩」により男児を出産した30代の女性。

しかし、生まれた男児と共に思い障害を負ってしまいました。
さらに悲劇は追い打ちをかけ、今年5月に女性は死亡した事がわかりました。

無痛分娩時の麻酔注入後に院長が現場を離れていた事が判明。
院長は過失を認め、示談金を支払いましたが、子供への障害と大切な妻の死は残された家族にとって大きな事となるでしょう。
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神戸市西区の産婦人科医院「おかざきマタニティクリニック」で平成27年9月、麻酔で痛みを和らげる「無痛分娩」により出産した30代の女性と生まれた男児が、共に重い障害を負い、女性は今年5月に死亡したことが30日、遺族の代理人弁護士への取材で分かった。
 神戸市西区の産婦人科医院「おかざきマタニティクリニック」で2015年9月、麻酔で痛みを和らげる「無痛分娩」により出産した30代の女性と生まれた男児が共に重い障害を負い、女性は今年5月に死亡したことが1日までに、遺族の代理人弁護士への取材で分かった。
出産時の痛みを緩和できるという無痛分娩。選択肢の一つとして検討している女性は多いでしょう。しかし最近、無痛分娩で死亡事故が出ているという報道が相次ぎました。

「無痛分娩は危険」という印象を受けた人もいるのではないでしょうか。
この機会に、無痛分娩の基礎知識、メリットとデメリットを知っておきましょう。
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院長は背中から脊髄近くに細い管を入れて薬を注入する「硬膜外麻酔」という方法を使い、無痛分娩を行いました。

本当なら常に現場にいなければならないのに院長はその場を離れ、女性は麻酔が効きすぎ、呼吸困難に陥りました。
ほかの医師スタッフはいなかったようです。

女性は大学病院に運ばれ、緊急帝王切開で男児を出産しましたが、母子ともに寝たきりの状態となり身体に障害が残る結果となりました。
出産時に麻酔で痛みを和らげる「無痛分娩(ぶんべん)」で出産した長女が深刻な脳障害を負ったのは医療ミスがあったとして、京都府内の夫婦が同府京田辺市の医院「ふるき産婦人科」に約1億円の損害賠償を求める訴訟を起こしていたことが14日、分かった。
局所麻酔でお産の痛みを和らげる無痛分娩が広がりつつある。2008年度に実施したアンケート調査では全体の2.6%だったが、現在は約5~10%に増えていると医師らはみている。24時間無痛分娩に対応できる病院も徐々に増え始め、分娩中に無痛を選択することも可能になってきた。
麻酔で痛みを抑えながら出産する無痛分娩。体力消耗が少ないとして、高齢出産者や仕事への早期復帰を望む女性らの間でにわかに関心が高まっている。だが欧米に比べ日本ではなかなか普及しない。
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そもそも無痛分娩とは何でしょうか?
無痛分娩とは麻酔を使い、出産の痛みを和らげる分娩方法です。
基本的に麻酔医が行いますが、医師であれば誰でも麻酔医を名乗ることができます。

麻酔を使って痛みを和らげる方法は様々ですが、広く広まっている無痛分娩の方法は神戸市の事故が起きた「硬膜外麻酔」です。
妊娠が分かった後に考えるのが出産のための病院選び。希望する分娩のスタイルによって選ぶ病院は変わってきますが、最近では、自然分娩の他に、陣痛の痛みを麻酔で和らげる和痛分娩や痛みを取り除く無痛分娩がよく見られるようになってきました。
キャサリン妃が無痛分娩(ぶんべん)かどうかの公式発表はありませんが、一般に無痛分娩の場合は、産後の回復が早いので入院期間も短くて済むとされています。そこで今回は、無痛分娩にまつわる出産事情についてお話ししたいと思います。
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