草津白根山噴火!近くにはスキー場や草津温泉が……10人以上が重軽傷
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気象庁は23日、群馬県西部にある草津白根山の本白根山(標高2171メートル)が同日午前9時59分頃、噴火したと発表した。
気象庁によりますと、23日午前9時59分ごろ、草津白根山で傾斜計と呼ばれる観測機器が地盤の変動を観測したほか、振幅の大きな火山性微動も観測されました。また、東京工業大学の観測で草津白根山の本白根山の鏡池付近の火口から1キロ以上離れた場所で噴石が確認されたということです。
温泉大国日本は、同時に火山大国日本でもある。
近年でも御岳山の噴火や、箱根の大涌谷の噴火が記憶に新しい。
今回は日本でも有数の温泉地、草津温泉も近くで噴火が怒ってしまいました。
近年でも御岳山の噴火や、箱根の大涌谷の噴火が記憶に新しい。
今回は日本でも有数の温泉地、草津温泉も近くで噴火が怒ってしまいました。
舞い散る噴石、雪崩も同時に発生!拡大する被害
気象庁は、当初、「噴火したもようだ」と発表していましたが、噴煙や噴石、それに火山性微動を観測したことなどから、午後1時からの記者会見で「草津白根山の鏡池付近で噴火が発生した」と改めて発表しました。
噴石のほか、付近で雪崩が発生したとみられ、警察庁によると12人が負傷し、うち2人が重体。群馬県の大沢正明知事は自衛隊に災害派遣要請をした。
映像では少々見づらいものがあるが、確かに噴石が舞い散り、スキー場の雪が大きく舞い上がる様子も捉えられており、その噴火の激しさを物語っている。
噴石というものは大小さまざまあるが、大きいものではマイクロバス程度の大きさになるものもあるそうで…。
また噴火に端を発してか、原因はまだ定かではないものの、雪崩も発生している。
まさかこんなことになるとは、誰が予想できたであろうか。
噴石というものは大小さまざまあるが、大きいものではマイクロバス程度の大きさになるものもあるそうで…。
また噴火に端を発してか、原因はまだ定かではないものの、雪崩も発生している。
まさかこんなことになるとは、誰が予想できたであろうか。
今後も噴火の可能性。予断を許さない状況は続く
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草津白根山の噴火について、火山噴火予知連絡会の前の会長で東京大学の藤井敏嗣名誉教授は「映像を見ると、噴石が飛んでいる様子が確認できるため、爆発的な噴火が発生したのは間違い無い。草津白根山の本白根山では、最近は目立った活動はなかったが、およそ3000年前には活発な噴火活動があり、溶岩が流出したことがある。
筆者が生まれる前の話ではあるが、溶岩の流出もあったとは驚きだ。
草津白根山、実はなかなかに恐ろしい山だったようで…。
山で雪崩に気を付ける人はいても、噴火を予想して動く人はいないだろう。
巻き込まれた人の恐怖は筆舌に尽くしがたい。
草津白根山、実はなかなかに恐ろしい山だったようで…。
山で雪崩に気を付ける人はいても、噴火を予想して動く人はいないだろう。
巻き込まれた人の恐怖は筆舌に尽くしがたい。
火山活動で注意することとして、風下側では火山灰だけでなく小さな噴石が風に流されて降ること、噴火に伴う大きな空振=空気の振動で窓ガラスが割れるなどの被害、ところどころで火山ガスが噴き出しているため、周辺のくぼ地や谷などでは高濃度の火山ガスがたまることなどを挙げました。
噴火は溶岩が出てそれで終わりではないから恐ろしい。
今回は実際に、スキー場のゴンドラが噴火による熱と振動で割れたとの報告もあり、その規模の大きさが伺える。
ガスなどは目に見えるものでもないので、気がついたら逃げ場なし……なんてことになってもおかしくはないだろう。
今回は実際に、スキー場のゴンドラが噴火による熱と振動で割れたとの報告もあり、その規模の大きさが伺える。
ガスなどは目に見えるものでもないので、気がついたら逃げ場なし……なんてことになってもおかしくはないだろう。