2016年7月の配信直後から大ブームとなり、様々な社会現象をもたらした米ナイアンティックの「ポケモンGO」。これまでゲームに興味を持たなかった人まで取り込み、一気に過熱した「ポケモンGO」フィーバー。「Niantic, Inc.」(ナイアンティック社)の発表によると、あれから1年でダウンロード数は累計7億5000万回を突破しているそうです。
早々に離脱した人も多かったようですが、さまざまなバージョンアップやキャンペーンを打ち出す「ポケモンGO」を今でも楽しんでいる人は少なくないようです。
早々に離脱した人も多かったようですが、さまざまなバージョンアップやキャンペーンを打ち出す「ポケモンGO」を今でも楽しんでいる人は少なくないようです。
新たなジム、レイドバトルがやってきます!Pokémon GO がリリースされて以来の大規模アップデート、間もなく開始!https://t.co/lK6i8finDz pic.twitter.com/YX3hDjbxqo
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) June 19, 2017
今の「ポケモンGO」について、ライターの佐野正弘氏の考察をまとめていきます。
あれから約1年が経過した現在、当時のようなブームは見られなくなっていることから“オワコン”(終わったコンテンツ)化を指摘する声も聞かれるようになった。だが本当にそうなのだろうか。
via cdn.pixabay.com
ポケモンGOの大ブームから1年が経過
2016年に最もヒットしたスマートフォンゲームといえば、誰しもが「ポケモンGO」を思い浮かべるのではないでしょうか?
ポケモンGOは米「ナイアンティック社」のスマートフォンゲーム。同社が提供している位置情報を活用し、実世界で様々な場所に移動しながらモンスターを捕獲し、バトルができるもの。
ゲームやアニメで人気の「ポケットモンスター」の世界観を体験できることから、一躍世界的なブームをもたらした。
それと同時に、ポケモンGOはあまり注目されなくなった拡張現実(AR)に対する関心を再び高めるきっかけにもなったことでも話題になりました。
ジムが新しくなって再登場しました!ぜひお近くのジムを訪れて、初めてのジムの「バッジ」を手に入れてください! pic.twitter.com/VrbntJZQtM
— Pokémon GO Japan (@PokemonGOAppJP) June 22, 2017
今年、米フェイスブックや米アップルがARに対する取り組みを積極化してきているが、こうした動きもポケモンGOの大ヒットと無関係ではないと筆者は見ている。
日本でも2016年7月22日の配信以降、非常に多くの人達がポケモンGOを楽しむために屋外へと繰り出し、”レアモンスター”が出現する場所には、非常に多くの人が押し掛けるほどの人気となりました。