2017年12月15日 更新

3メガバンクだけじゃない「中小企業も2,000万人」雇用の危機|全労働人口の約半分が仕事なしか

日本の全企業の中で中小企業はどのぐらいの割合かご存じでしたでしょうか。なんと90%以上が中小企業。そして、雇用も「2,000万人」分が危ういというのです。大手銀行がおこなうスリム化による人の手を不要とする発表は衝撃的でしたが、中小企業の雇用が本当に危険ならば、労働人口の半分近くが「職を失う」ことになりかねないのです。

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大手企業にいるからといって安心な時代ではなくなっています。
銀行ですら大掛かりな実質的な人員削減がはじまります。
しかし、もっと前から問題が露呈していた中小企業。
日本は全企業のうち中小企業がナント99%と言われており、
日本経済も人の雇用、そして世界トップレベルの技術を持つ企業も存在しているのです。
しかし、中小企業が抱える問題で、今後2,000万人の雇用が危ないといいます。
この数字は「日本の労働人口の半分に達する数値」とまで伝えられていました。

その理由はご存じでしょうか?「業績」それだけではない、深刻な問題なのです。
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日本全体の事業所の数をかけあわせると、約2000万人の雇用が潜在的な危機にあるといえる。

日本の中小企業が抱える3つの課題

1・急速な少子高齢化「日本市場の縮小」

日本では現在、少子高齢化が進んでいます。このままでは2050年までに人口は3分の1の9708万人になると予測されています。つまり、現在の市場が3分の2になるのです。

2.深刻な「後継者問題」

日本の起業率は5%程度にとどまっており、経営者の平均年齢が上がりつづけています。1998年には56歳だったボリュームゾーンは2016年に66歳となっています。
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帝国データバンクの調査によると、ひところは定年と言われた60歳の経営者のうち、
66.1%が「後継者不在」と回答しているようなのです。
そして、団塊世代といわれる現在70歳前後が次々に「引退」していきます。
後継者がいない企業は、余儀なく「廃業」の道に続くしかないのです。
この問題は近年危惧された問題ではなく、以前より事業承継の難しさを痛感しています。
あなたの会社では経営者の跡継ぎができる人材はいますか?
いないとして、ご子息がいたとしても、継げる人柄や環境でしょうか。

3.グローバル化に伴う競争の「激化」

日本市場の縮小を予想し、大企業は数十年前から着実かつ積極的に海外市場を開拓してきました。たとえばキッコーマンはしょうゆを海外で売るために、1974年に米国で工場をつくっています。一方、中小企業の海外進出は思うように進んでいません。
今後の企業経営はこれまで以上に複雑性が高く、資金的な体力が必要になってくると考えられます。ところが日本の99.7%を占める中小企業の大半は、その準備ができていません。
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企業の大量廃業で損をするのは誰か

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SOCIALZINE編集部の志水 SOCIALZINE編集部の志水


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