2020年6月29日 更新

「温度落差」体の急激な冷え対策にはやっぱり「フリース」が最適?

一段と寒くなるこれからの季節も、内へ外へと絶えず動き回る日常に潜むリスク、それは温度落差による「体の急激な冷え」からくる多くの疾患。脳卒中や心筋梗塞なども引き起こす可能性もある急な温度格差を防ぐ防寒対策を始めてみましょう♪

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大切なのは、“暖かく動かない空気をたくさん着る”こと

また、日本女子大学家政学部被服学科の多屋淑子教授によると
ポリエステル繊維を起毛処理して作られるフリースは、体熱で温められた空
気を繊維の間に閉じ込める構造のため、身体を暖かく保つことができる。
フリースは、秋口や春先はアウターとして、冬にはミドルレイヤーとして使用 すると、より高い保温力を発揮。さらに脱ぎ着もしやすく、 屋内外を問わず活躍してくれる。
と発表しました。
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繊維に詳しい多屋先生監修の実験の結果、使用した衣服の中で急激な冷えを防ぐにはフリースがもっとも適してい ることが明らかに。アウトドアシーンでも用いられている通り、温かい環境から寒い環境へ移動した際にも、衣服と 身体の間に暖かい空気を保ち、高い保温効果を持つことが分かりました。
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血圧が急激に上昇する”危ないシチュエーション”を調査

このような結果を導き出すために、冬の環境温に合わせた室温が異なる2部屋を用意して実験をスタートさせました。

室内ではトレッドミルやエアロバイクなどを使用し、日常生活での運動も再現。

男女1名ずつの被験者計2名が、暖かい部屋を出る直前、寒い部屋に移動した直後、 1分経過時点の計3回血圧を測定しました。

このような実験から、前田先生監修の「落差指数」と照合し、冬の日常に潜む血圧が急激に上昇す る危ないシチュエーションを調査しました。
平常時の血圧が100前後の健康な一般男性(35歳)と一般女性(31歳)の2名を対象に実験を実施。
冬のさまざま なシチュエーションでの環境温を再現した2部屋を移動し、急激な温度変化による血圧の変動を測定。その結果、 冬の日常には疾患を誘発する可能性がある場面が多いことが判明しました。
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実際、この実験では血圧が15mmHg以上上昇し、この動作を繰り返すと、脳卒中や不整脈などを引き起こす可能 性があるという結果に。ほんの一瞬の温度変化により15以上も血圧が上昇する、というのは激しい運動をいきなり始めた最初の1分間と同等の血圧上昇になります。
暖房の効いたオフィスでデスクワークをしていて、お手洗いや屋外に近い建物内をそのままの服装で移動したり 、スウェットなどの部屋着のまま家の近所へ出かけたり、満員電車で上着を脱いでそのまま駅のホームに降りるシーンは、落差指数レベル2
暖房の効いた部屋で家事を行い、続けてトイレ掃除や風呂 掃除をするシチュエーションでの実験では、寒い部屋への 移動後もしばらく血圧が上昇し続けました。
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