2018年3月26日 更新

六花亭「そだねー」商標登録問題の顛末まとめ

平昌オリンピックで一躍有名になり、現在一世風靡中のワード「そだねー」。有名ワードが出てくると必ずと言っていいほど出てくる商標登録に関する問題ですが、なかなか面白い展開になってきています。

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六花亭の「そだねー」商標登録問題について

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平昌冬季五輪の女子カーリングチームLS北見で有名になった北海道方言「そだねー」をマルセイバターサンドでおなじみの六花亭製菓が「菓子及びパン」を指定商品として商標登録出願(商願2018-024549)していたというニュースがありました。
「同社には"LS北見と無関係なのに”などといったクレームが寄せられている。」ということで、同社は、「道内企業で『そだねー』を多用して150年事業を盛り上げたいと思った。弊社に申請してもらえれば、自由に使えるような仕組みにしたい」と回答しているそうです。
いつだって出てきます。こういう流行ワードが出来た瞬間、商標登録を狙いに行く輩というものは。

しかも今回は北海道の名門、六花亭。

当然のことながら、批判が殺到。それに対して六花亭も急遽声明を発表し、「中国や商標ドロからそだねーを守ってみんなで使うため」と言い訳を始めました。

その意見には概ね賛成派や擁護派も多く出て、まぁ誰ともわからん奴に取られるぐらいなて…という形で、比較的前向きに捉えられていたのですが……。

実は六花亭よりも先に、特許を出願している強者がいた!

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さて、実はこの問題において、より注目すべき点は六花亭よりわずか2日先に個人の方が菓子、パン、文具類、被服等を指定商品にして出願(商願2018-023345)してしまっていることです。このままですと六花亭の商標登録出願は後願なので拒絶になります。
なんとなんとの出し抜かれ!!

みんなで使うため、なんて格好良いこと言っときながら、先んじられてしまっていては元も子もありません。

しかもこの、先に出願している人がヤバかった……。
名前からサーチすると北見工業大学の産学連携担当者の方である可能性が高そうです。もしそうであるならば最善のパターンであり何の問題もなかったということになります。
そう。六花亭より先に申請したのは、悪意を持った個人ではなく、チーム北見を支える地元大学の通産担当者だったことが判明したのです。

しかも出願範囲が同じように菓子パンに限定されていて、完全に六花亭から商標を防衛するために出願されている事が明らかになってしまいました。

もはやこうなると六花亭が声明を出したような建前も効果なし。非常にダサい流れになってしまったわけです。

時系列をまとめてみると……

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六花亭とチーム北見が商標について揉める

六花亭から商標を防衛するために出願

六花亭が一歩遅れて出願

という流れになり、六花亭は完全に悪者になってしまいました。

ちなみに……

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