2017年7月19日 更新

サブカルチャー「日活ロマンポルノ」が復活した理由|作品性の高さと時代への対応力

2016年11月から今年まで行われた、5人の実力派監督で復活させた「日活ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」の5作品。4月に丸の内TOEIにて、さらに一挙上映で復活を遂げました。この時代で日活ロマンポルノは、なぜ復活が必要だったのでしょうか。今女性客も増えているというロマンポルノのサブカルチャー力をご紹介します。

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密かに女性ファンもいるという「日活ロマンポルノ」
実は残念ながら、こうして記事を書いている私は、まだ一度も見たことがないのです。

話題ならば、どこかで一度は「覗いて」みたいと、
いえ、ここでは覗くほうが“怪しさ”が増すので、
きちんと観に行こうかと思っています。

復活したサブカルチャー
日活ロマンポルノ
復活した理由、すべきだったその理由は2つあるようです。

日活ロマンポルノ昨年12月~「復活祭」~

[映画.com ニュース] 「日本映画史上、最もセンセーショナルなレーベル」と評され、2016年11月に生誕45周年を迎えた「日活ロマンポルノ」を5人の実力派監督で復活させた「日活ロマンポルノ・リブート・プロジェクト」の5作品が、東京・丸の内TOEIで凱旋ロードショーを行うことが決定。
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「丸ノ内日活」54年ぶりに復活!「日活ロマンポルノ」リブート5作の凱旋上映決定 : 映画ニュース - 映画.com

一挙上映が報じられ初日の4月22日は、劇場「丸の内TOEI」名を、
この日だけ「丸ノ内日活」と改名されました。
一挙公開前の昨年12月、上映に訪れた人はシートは満席。
4月のイベント化されたのは、過去を読むと当然のことだったのかもしれません。↓↓↓
単なる成人映画の枠を越え、日本のサブカルチャー史に名を残す作品として語り継がれている「日活ロマンポルノ」。
昨年12月の平日、19時。100年近くの歴史を持つ新宿の映画館・武蔵野館に、映画好きの記者は赴いた。ここでは、日活ロマンポルノの新作『ジムノペディに乱れる』が上映されている。登場人物たちの日常がはかなくも美しい情景描写と共に描かれるなか、10分に1回という高頻度で「濡れ場」が登場する。
ASCII.jp:「日活ロマンポルノ」は今なぜ復活したのか?

ASCII.jp:「日活ロマンポルノ」は今なぜ復活したのか?

後半、主人公の男が植物状態の妻の目の前で看護師と激しいセックスをしたところ、嫉妬深い性格の妻の意識がわずかに戻ったというギャグのようなシーンで、前方の席にいた50代と思しき男性だけが「かはっ!!」と堪え切れずに笑い声を漏らしていた。
この時は映画サービスデーということもあるのか、130超のシートが、満席だったといいます。
そして、やはりまさに日活ロマンスポルノ全盛期である年代がシートを埋めているのかと思いきや、
ロマンポルノとはどうしてもイメージがあわない「女性客」そして「若者」が多かったようなのです。
スーツを着た会社帰りの30代前半らしい女性が1人、20代半ばや40代と見られる女性の2人連れが何組か、そして1人で来たらしい大学生の男性がいた。
女性客は女優さんや監督さんファンだという方も多いようです。
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1970年代に大量に製作され、多くのファンを魅了した日活ロマンポルノは、日本のサブカルチャー史に名を残す存在だ。時代の移ろいの中、製作終了となったのは1988年のこと。
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SOCIALZINE編集部の志水 SOCIALZINE編集部の志水