森昌子さん「息子3人をスパルタで育てたワケ」
離婚後、シングルマザーとして、息子3人を「0歳から、18歳での自立」を意識してきたという森昌子さん。
昨今、フジテレビ系「ダウンタウンなう」やTBS系「サワコの朝」で放送された"森昌子流スパルタ子育て"が話題になり、『母親力』を刊行した森昌子さんのこれまでの半生と、独創的な子育て法についてインタビューが掲載されていました。
「よき母」になることが、子どもの頃からの私の夢でした。
13歳で芸能界デビューしましたが、27歳で結婚するときに芸能界を引退。周りの反対を押し切って専業主婦に“転身”しました。
それから3人の息子を産み、育てました。わが家では18歳になったら、強制的に独立させるのが流儀。3兄弟はみな、そうしました。それぞれ中学3年生の終わりくらいになると、3年後の独立に向け、心の準備をするように“お達し”するのです。
via cdn.pixabay.com
森昌子さんといえば「おっとりしている」「やさしそう」という印象を抱かれていることが少なくないようです。
森さん自身、それはとてもありがたいことだと認識された上で、確かにそういう一面を持ち合わせているかもしれませんが、子育てに関しては「スパルタ」だったと語っています。
森さん自身、それはとてもありがたいことだと認識された上で、確かにそういう一面を持ち合わせているかもしれませんが、子育てに関しては「スパルタ」だったと語っています。
物心がつく3歳までは、長男を「1番」、次男を「2番」、三男を「3番」と番号で呼び、兄弟同士でも年上の兄には敬語を使わせます。 大きくなってからは門限を設け、それを破ったら絶対に家の中には入れません。
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1歳を過ぎたばかりの息子さんを正座させてコンコンとお説教をしたり、右手に輪ゴムをはめてはしの持ち方を矯正したり、さらには左利きになりそうだと気づくと、ひもで左腕をいすに縛りつけて右利きに矯正したりと・・確かに「スパルタ」な一面です。
一見、厳しい子育てに映りますが、もちろんそれは愛情があってのこと。
やみくもに厳しかったわけではなかったそうです。
やみくもに厳しかったわけではなかったそうです。
母親に依存せず、年上を敬い、自分のことは自分でするなど、息子を「メシが食える男」にしたい。それに必要になる力を幼いうちから身に付けさせ、18歳になったら強制的に家を出して自立するよう、育ててきたのです。
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3兄弟が将来、それぞれ大黒柱になり、長い人生でなんらかの壁にぶつかったとき、いろんな考え方をもって対処できるようにしたかったのです。
「あんたは鬼のような母親だ」
自分の母親にそう言われたことがあるという、歌手の森昌子さん。