2017年4月4日 更新

部下や友人、同僚・上司 ビジネスシーンの裏切り者は要注意 関ケ原に学ぶ「裏切り者」の見つけ方

徳川家康と石田三成が争った天下分け目の戦いと言われる「関ケ原の戦い」。戦況は当初、石田三成率いる西軍が有利でした。しかし、西軍の小早川秀秋が突如として裏切り、西軍は敗れ、石田三成は敗れ去ります。歴史に興味がある人なら石田三成が敗れた原因は小早川秀秋のせい。そういわれますが、ほかにも裏切り者はたくさんいたようです。このヒントはビジネスシーンにも役立つでしょう。

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●関ケ原の戦いで石田三成はなぜ敗れたのか?

天下分け目の戦いと言われた石田三成と徳川家康の「関ケ原の戦い」。
一般的に歴史に詳しい人であれば、石田三成率いる西軍に属する小早川秀秋の裏切りで、戦況は一転しました。

しかし、裏切ったのは小早川秀秋だけではありません。
石田三成率いる西軍を裏切った大名は1人ではないようです。

彼らはどうして石田三成を裏切ったのか?
裏切り者を見つけるスキル・・・
これは私たちの現代でも使えるテクニックになるでしょう。
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関ヶ原の戦いは「裏切り」によって勝負が決着したのは有名だ。
よく知られているのは「小早川秀秋」の裏切りで、彼の決断が戦いの行方を左右したと広くいわれている。

しかし、実際の関ヶ原の戦いで、石田三成率いる西軍を裏切ったのは小早川秀秋ひとりではなく、ほかの多くの大名も追随して裏切っている。
そもそも小早川秀秋はどうして石田三成の西軍に属していながら裏切ったのか?
徳川家康の味方をするなら最初から東軍に属する・・・
こんな方法もあったはずです。

理由の1つが「石田三成の人格」です。
「石田三成は味方からも嫌われていた」
そう考えている専門家もいるからです。

自分と意見が食い違う上司に反抗し、裏切る・・・
一見納得してしまいそうですが、本当に小早川秀秋が裏切った理由はそれだけなのでしょうか?

戦国時代や現代に限らず、私たちが「裏切る」という行為は多少のリスクが付きまといます。
なぜ、人は裏切るか?
その答えを「関ケ原の戦い」では勉強できるでしょう。
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戦いが行われたのは、1600(慶長5)年9月15日です。ただし、この日付は「旧暦」で、いまの「西暦」に直すと秋本番の10月21日です。
現在も東海道新幹線や名神高速道路などが走る「関ヶ原」は、岐阜県と滋賀県の県境に近く、北国街道、中山道、伊勢街道など主要街道が交わり「関所」が置かれるなど、古くから交通の要衝でした。
そもそも「関ケ原の戦い」はなぜ起こったのでしょうか?
原因は「豊臣秀吉亡き後の政権争い」です。

豊臣秀吉には秀頼という息子がいました。
しかし、秀頼はまだ幼く、政治事に手を出せる年齢ではありません。

本来であれば有名大名が連携し、話し合いを設けながら政権運営を行うのがルールです。
しかし、徳川家康はこれをチャンスとルールを無視し、次第に力を増していきます。

政権は豊臣家にありますが、徳川家康に追随する大名も増え、「関ケ原の戦い」へと発展していきます。
裏切る動機のひとつめは、「小早川秀秋」(筑前名島〔福岡県〕30万石)に代表される、「冷遇」されたことに対する個人的な恨みです。

小早川秀秋はもともと豊臣秀吉の妻、北政所(きたのまんどころ、おね)の甥で、子どもに恵まれなかった秀吉の養子となり「後継者候補」といわれていました。
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戦国時代によく見られる、典型的な「なりふり構わぬ」生き残り戦略。その代表例は、小川祐忠(おがわ すけただ、伊予今治〔愛媛県〕7万石)でしょう。

小川祐忠は、当初は六角家に仕えていましたが、織田・浅井連合軍により六角家が滅ぼされると、浅井家に仕えます。
西軍を裏切った大名の動機をあらためて詳しく見ていくと、意外にも「石田三成本人への怨恨」を挙げる大名は少ないようです。

もちろん、石田三成を嫌っていた大名ははじめから家康の側につくでしょうから、それはある意味、当然ともいえます。「関ヶ原の決戦当日をむかえるまでの石田三成は、それなりに西軍をよくまとめていた」とも思います。
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小早川秀秋が裏切った理由として、石田三成への恨みが大きいようです。
もちろん、それ以外の理由もあるでしょうが、恨みが裏切りに起因する事はあるでしょう。

それではほかの大名も小早川秀秋のように石田三成を恨んでいたのか?
そういう大名もいたかもしれませんが、一番の理由は「勝ち馬に乗るため」でしょう。
実際、そうした理由で裏切る大名がたくさんいたようです。

また、徳川家康が情報網を駆使し、裏切りを誘発しやすいようにした。
これも大きな原因です。

石田三成は徳川家康のこうした用意周到な裏切りへの手引きに気づけず、多くの仲間の裏切りを許してしまいました。

人間関係の亀裂による裏切りは私たちの周りにもあるもの。
歴史を学ぶ事はビジネスシーンでも活かせるメリットがあるでしょう。
416年前の本日9月15日は、あの「関ヶ原の戦い」が行われた日だ(ただし旧暦)。戦いに勝利した徳川家康は、ついに幕府開設へと突き進むことになる。文字どおり、関ヶ原は「天下分け目の戦い」だった。

この戦いで、当初「勝利は間違いない」と見られていた石田三成率いる西軍は、わずか1日で敗北した。
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