2018年3月19日 更新

1日に室内に侵入する花粉の総侵入量は約 2000 万個!?最新の花粉対策とは?

花粉の季節到来、花粉症の方たちは毎日あらゆる対策を実践しているのではないでしょうか。家の中にいれば大丈夫だと思っていませんか?でもどんなに気を付けていても花粉の侵入を 100%カットするのは至難の業。たとえ 1 日中窓を閉め切っていても、換気扇を回したり、玄関から人が出入りすることでどうしても花粉は入ってきてしまうんです。

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2018年、今や2人に1人が花粉症!

日本気象協会が2018 年に発表した花粉予測では、3月上旬から約1カ月間のスギ花粉の飛散量は、 昨年に比べて 1.5 倍以上といわれ、今や 2 人に 1 人が花粉症患者という時代に突入しています。

ちなみに2016年度の都民のスギ花粉症患者の割合は、48.8%でした。
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花粉症を発症してしまうメカニズムとは?

花粉症は、実は花粉が体内に入ってもすぐに花粉症になるわけではなく、そもそもアレルギーの素因を持っていない人は花粉症にはならないんです。

もともと、アレルギー素因を持った人は身体の中に花粉が入ると、花粉(抗原)に 対応するための抗体を作ります。

数年から数十年花粉を浴びるとやがて抗体が十分な量になる、この状態を「感作が成立した」と言います。

この後に再び花粉が身体の中に入ってくると、くしゃみや鼻水、涙などの花粉症の症状が出現するようになるんです。 これが花粉症の発症として私たちを苦しめている原因になっています。
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花粉症関連の研究をするアレルギーリサーチセンターとは?

2011年4月千葉県の千葉大学イノベーションプラザ内に設置されたアレルギーリサーチセンターでは、花粉症患者のいる室内に人工的にスギ花粉をまき、花粉症対策を研究しています。

花粉飛散室「α Chamber」を運営・管理するアレルギーリサーチセンターは、千葉大学医学部附属病院耳鼻咽喉科との連携のもと、花粉症関連の臨床試験・研究の実施をサポートしています。
「αChamber(アルファチャンバー)」(花粉飛散室)は、外部から入り込む塵・ホコリなどの粒 子を排除し 空気を清浄にしたクリーンルーム内に、花粉を一定濃度で飛散させることで、花粉症 の臨床試験を行うことができる花粉飛散室。
この花粉飛散室は、季節に左右されずに、試験に用いる花粉以外のアレルゲンの影響を受けない理想的な環境での臨床試験を可能にしました。
花粉の供給装置で天井に開けた複数の穴から花粉を散布し、 室内濃度を均一にする仕組み。空気1立方メートルあたり、 500~1 万 6000 個まで花粉量を調整出来る仕組みです。
高さ 2.5 メートル、広さ 45 平方メートルの花粉飛散室には、試験に協力する花粉症患者が最大 50 人収容出来る広さ。
試験では、千葉大の医師が立ち会い、その室内に花粉をまき、患者の反応を窓越しに観察するような流れになっています。

衣類に付着して家の中に持ち込まれる花粉は10万個?

ライオン株式会社による『持ち込み花粉』に関する実験結果によると、1 時間の換気で 窓から侵入する花粉数約1万5000個より、6 倍以上も多い花粉が衣類に付着していることが明らかになりました。

このような結果から、圧倒的に「衣類に付着して家の中に持ち込まれる花粉」が多いことがわかりました。

ウールセーターには10万8000個、ポリエステルフリースには10万1000個の花粉が付着するんだとか。
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socialzine編集部 socialzine編集部