2017年10月25日 更新

ある意味されたかった?|就活でのオワハラ、その実態は?

何を隠そう筆者は、就職活動に失敗し、丸1年ぐらいニートをしていた経験がある。フリーターではなく、マジのニートだ。そんな社会的弱者であった筆者からすると夢のような迷惑行為と呼べるのが、オワハラ、「就活終われハラスメント」だ。あ~一度でいいから、就活辞めてウチに来い!って言われたかったな…。オワハラの実態を調べてみましょう。

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オワハラが生まれたのは2年前

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オワハラとは「就活終われハラスメント」のこと。企業が学生に対し、就活を終わらせて、自社に入社するよう圧力をかける行為を指す。「就活を終わらせる」とは、イコール、他社の選考への参加や内定を辞退することを意味する。要するに、他社への内定辞退や選考辞退を内定出しの条件にしたり、内定を出した後に強要・示唆したりすることだ。
2016年新卒採用は、新卒採用の歴史の中でも特記される年であり、政府の要請で、経団連が指針を「4月1日面接選考解禁」から「8月1日面接選考解禁」へと大きく変更した。選考が4カ月も後ろ倒しされたことによって、採用現場が混乱し、学生に対する囲い込みが激化したのである。
筆者も昔は人材系の会社に勤めていたので、この辺の動向には結構詳しい。

確かにこの時期は、うちの社内もそうだったが、クライアント内も結構ドタバタしていた。

初めてのことだったからこそ、ノウハウもなく、とにかくみんな、躍起になっていたのだ。

オワハラの種類は4つ

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1. 就活の終了を明言しないと内定をもらえないと不安にさせるような言動
2. 就活の終了を言質や書類提供を強要し、他社の面接を受けることや、内々定を辞退することへの精神的な圧迫を感じさせる行為
3. 選考期間・選考時間・選考頻度を必要以上に多く設け、拘束的なイベント等で他社の選考を受けさせないようにする行為
4 リクルーターなど今までの関係性を必要以上に強調し、内定承諾や就活の終了を強要する行為
うーんこうやって文字面だけを見ると、なかなかに心臓がキュッとなるようなことばかりですね。

さすがはハラスメントと名付けられるだけのことはある。
企業の採用活動は学生を選び、学生の就活は企業を選ぶ。互いが合意して内定になるのだから、それ以降に他社への就職活動を継続するのは、”二股”をかけることになる。企業がある程度の「約束」を学生に求めるのも当然だろう。
まぁほんと、実際問題そうで、企業も結構採用には必死になっている。

今後の会社のことを考えると、死活問題ですからね。採用は。

でも意外とこの辺の必死さは、学生側には伝わっておらず、どこか採用してもらう側、採用してあげる側の構図だと思っている人も多いようだ。

そもそもこういった認識のすれ違いが、いたずらなエントリー増、下手な鉄砲数うちゃ当たる就活を助長しているように思う。

好きな会社、好きな仕事をするための就活であって、内定をとるための就活にメリットなんてないのだ。

実際にあったオワハラ

「オワハラとまではいかないが、入社誓約書の提出の時期がとても早く、満足に就活を終えられる時期ではなかった」(関西大学、文系)

「第一志望でないと内々定を出せない。他社辞退をしてほしいと言われた」(東洋英和女学院大学、文系)

「他の選考が進んでいた企業を辞退するように言われ、誓約書を書かされた」(明治大学、文系)

「他社への就活をやめなければ内定を出さないといわれた」(神戸大学、文系)

「最終面接のあとに実施された個人面談で、内定が出たら他の企業の選考はもう受けないでほしい、それが信頼関係だから、という内容のことを言われた」(立命館大学、文系)。
まぁ見ていて思うのが、みんな高学歴ね、と。

やはり優秀な学生はそれだけ採用したいという熱も高まる。

結果として、オワハラにも熱を入れてしまう現状があるのだろう。
オワハラを感じる学生は、内定(ないし内々定)を受ける段階まで進んでおり、しかも人事から見て「この学生は他社にとられるかもしれない」と感じさせる就活生だ。
オワハラを受けるのは、ある意味で名誉なこと?
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この記事のキュレーター

山岡ソースケ 山岡ソースケ


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