2017年10月27日 更新

なぜ警察は、押収品を「並べ」たがるのか?

例えばニュースなどを見ていると、下着ドロが捕まえて家から大量の下着を押収しました、というニュースや、裏ビデオの業者を取り締まり違法DVDを押収しました、というニュースが流れることがある。そんな時必ず映像に移されるのが、体育館などに広げられた無数の押収品。理路整然と並べられたその風景を見ていつも思う。なぜ、並べるのか?と。

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とにかく並べたがる警察

この事案について、最近特に注目を浴びているのが、栃木県警が解決した高校野球ボールの窃盗事件だ。

まぁまずは見て頂いて…

話題となった押収品の陳列

話題となった押収品の陳列

これですよ。

いわく…
筆者は店舗の陳列や販売促進のコンサルティングを生業としているが、押収品の写真を見て「VMD(ビジュアル・マーチャンダイジング:来店顧客の視覚に訴求する商品計画・売り場演出)」の手法を知る者が手掛けたに違いないと思った。
なんとなんとの販促用の演出とのこと…。

そもそもVMDとは?

Free photo: Author Visit, Books, Book Display - Free Image on Pixabay - 2096704 (60638)

VMDとは、お店の売り場が魅力的に映るように商品を展示し購買意欲をわかせる陳列テクニックである。1944年、アメリカのディスプレイ業者であるアルバート・ブリス氏が、初めてこの言葉を使用したと言われている。戦前からアメリカでは店頭マーケティングの概念を実践していたようだ。1970年代後半、アメリカの高級デパートでVMDが盛んに用いられると、その様子を視察した日本のファッション関係者によって本格的に導入されはじめたという経緯がある。
うんうん、なるほどなるほど。

わかるはわかるんですけど、こんな高等な技術を使うかね?

という疑問が生まれる。

ほんとにこういったことを意図してやったのだろうか?

栃木県警のコメント

Free photo: Police, Police Officers - Free Image on Pixabay - 2672400 (60639)

「特に商品陳列のテクニックがわかる者はおりません。多くのボールを並べるために、四角い枠を使ったので、たくさん積むと自然とピラミッドの三角形になりました。ボールの数が多いので、1つの山よりはやはり2つだろうと。また、10円玉の平等院のデザインが、きれいな左右対称だったので、参考にはしました」(広報担当者)
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山岡ソースケ 山岡ソースケ