2017年12月4日 更新

若手が『辞める』のではない!『辞められている』のだ!|今、求められる会社のあり方

新入社員の3割が3年以内に辞める。ここ10年変わらないこの数字。ゆとり世代の一言で片づけられがちなこの問題だが、実は社員側でなく、会社側に問題があるケースがほとんどだ。

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新入社員の3割は、3年以内に辞める。

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ここ10年の大学卒業後3年以内の離職率は、多少の波はあるもののおおよそ3割程度で推移しています。
若手はとにかく辞める。
筆者が会社員だった時代も、新卒中途問わず、3年以内に辞める人が普通にいたし、毎年の恒例行事みたいな感覚だった。

その原因について良く言われるのが…

ゆとり世代だから…

Free illustration: Think About, Salaried Worker - Free Image on Pixabay - 1184858 (67559)

しかし、今はもうゆとり教育も終わり、ゆとり世代が跋扈する時代は終わっている。

それでもこの数字が変わっていないのには、何か理由があるのは間違いない。
さらに30年前からのデータを見てみても、バブル崩壊の翌年、平成4年がもっとも離職率が低く(23.7%)、逆にもっとも高いのは平成16年の36.6%という結果に。いずれにしても、3割前後で推移していることに変わりはありませんでした。

「最近の若者はゆとり教育で育ったから、我慢が足りずすぐ辞めてしまう」などと言う人がいますが、3年で3割辞めるのは30年前からほとんど変わらない傾向なのです。
そう、若手の退職は、ゆとり世代等が原因ではないのだ。

人材そのものに原因がないとすれば、原因があるのはどこだろうか?

そう、会社そのもの、である。

そう考えると、若手が『辞める』のではなく、若手に『辞められている』と言った方がしっくりくる。

では、どんな会社が、若手に『辞められてしまう』のだろうか。

その特徴を見て行こう。

若手が辞める会社の特徴とは?

Free photo: Thinking, Thinking Work, Man, Face - Free Image on Pixabay - 272677 (67561)

1.「見て覚えろ!」「とにかくやれ!」スタイルの会社

・そもそも教育の優先順位が低く、そのための時間や工数をかけていない
・昭和気質な「見て覚えろ!」という教育スタイルのため、仕事を覚えられない新人が続出
・目的を説明せず「とにかくやれ!」と指示するため、モチベーションが保てない
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