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将来への漠然とした不安や職場での人間関係の悩み……。現代のビジネスマンは、何に悩んでいるのかを把握できないほど、多くのストレスを抱えています。
そんなときはまず、1つずつ悩みを書き出して思考を整理してみることをお勧めします。なぜなら、悩みは「思い込み」であるケースが多々あるからです。
悩みを書き出すと聞くと、メンタル面には興味はないと言われる方がいるかもしれません。
頭で悩み迷っているのではなく、日頃からほとんどの自己判断を「無意識」に行なっているといいます。
無意識で判断していることを、ひとつひとつ熟考していては、
どんなに時間があっても、ひとつを掘り出して解決することすら難しいものです。
頭で悩み迷っているのではなく、日頃からほとんどの自己判断を「無意識」に行なっているといいます。
無意識で判断していることを、ひとつひとつ熟考していては、
どんなに時間があっても、ひとつを掘り出して解決することすら難しいものです。
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いわば「自動思考」によって判断・行動して、生活しているわけです。
とくに、精神的に疲れているときほど、自動思考で情報を処理してしまいがちです。
この「自動思考」の判断や行動が、問題になるといいます。
処理してしまいがちな時は、健全な状況ではなく、
だれでも鈍る時である「疲れているとき」ほど起こりるからです。
処理してしまいがちな時は、健全な状況ではなく、
だれでも鈍る時である「疲れているとき」ほど起こりるからです。
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しかし、自動的な判断は、基本的にマイナスの部分を大きく捉える傾向があります。そのため、心が疲れているときほど、漠然とした不安が大きく広がってしまうのです。
そこで、書き出すことによって自分の気持ちや考えを客観的に見る「もう一人の自分」を作ることができれば、他人ではなく「自分」に相談できるようになるのです。
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「書き出す」ことにより見える
こで「コラム法」と呼ばれる認知療法で、7つの質問事項を埋めていくことにより、「自動思考」を是正することができます。
まずは、現実に起きて問題となっている出来事(①状況)を記入します。次に、そのときの出来事に対する感情とその度合い(②気分)を記入します。そして、そのとき、出来事をどう捉えたか(③自動思考)を書き出してみましょう。この時点で「考えと事実が必ずしも同じではない」ことに気づける方も多いでしょう。