2018年3月15日 更新

外務省「海外安全対策マニュアル」に「ゴルゴ13」が指南!あの名言や筋書きに”オチ”の工夫も

人気マンガ「ゴルゴ13」とコラボした外務省の「中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル」が話題を呼んでいます。近年テロが世界各地に拡散し、在外邦人もテロの標的になっている状況の下、外務大臣は安全対策のために主人公に協力を要請するという設定。今回のコラボが実現した理由とは?このマニュアルは「ゴルゴ13」のストーリーが引用されているのですが、具体的にマニュアルにするとどんな風に生まれ変わるのでしょうか

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なぜ『ゴルゴ13』?外務省・海外安全マニュアル

人気劇画『ゴルゴ13』とコラボした外務省の「中堅・中小企業向け海外安全対策マニュアル」が話題を呼んでいるようです。
このマニュアルは、「ゴルゴ13」のストーリーを引用。近年テロが世界各地に拡散し、在外邦人もテロの標的になっている状況下、外務大臣は在外邦人の安全対策のためにデューク東郷(ゴルゴ13)に協力を要請するという設定。
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実際に連載で使った原画を活用し、厚さや紙質なども本物にそっくりな装丁。ゴルゴファンからも「ぜひそろえたい垂ぜんの1冊」として問い合わせが相次いでいる。
原作者のさいとう・たかをさんに直接協力を依頼したのは、外務省邦人テロ対策室首席事務官の江端康行さん(49)。
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「NIKKEI STYLE」にて、そのユニークなコラボの仕掛け人である江端さんに、その狙いや舞台裏の秘話についてインタビューが掲載されていましたので、まとめていきます。

ダッカのテロ事件が契機

そもそも、江端さんが、『ゴルゴ13』とのコラボを思い立ったきっかけは2016年7月1日、バングラデシュの首都ダッカのレストランで起きたテロ事件だったといいます。

数人の武装グループが店を急襲して人質をとって籠城し、日本人を含む22人が殺害された事件でした。
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写真は事件のあったレストラン。バングラディシュの首都ダッカで7月撮影(2016年 ロイター/Adnan Abidi)
バングラデシュ政府は国内にISやアルカイダは存在しないとの立場を取っているが、警察はISへの忠誠を誓っている過激派「ジャマトゥルムジャヒディン・バングラデシュ(JMB)」が飲食店襲撃事件に関与したとみている。
「バングラデシュはそれまで親日国として知られていたので、邦人が殺害されるテロ事件が起きたことに我々は大きな衝撃を受けました。過激派組織『イスラム国』(IS)は日本人も標的にしており、海外での安全対策は喫緊の課題になっています」。江端さんは言葉にこう力を込める。
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とはいえ、外務省が文書として公開する危険情報や注意喚起だけでは一般の渡航者も含めて情報がなかなか周知されないのが現実。そこで思い付いたのが「誰もが気軽に手に取りやすい劇画を介して広く安全対策を広めること」だった。
誰もが気軽に手に取りやすい劇画を介して広く安全対策を広めるためには、誰もが知っている知名度の高い漫画が必要。ということで江端さんが選んだ漫画が『ゴルゴ13』でした。
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SOCIALZINE編集部まりんちゃん SOCIALZINE編集部まりんちゃん