2017年6月16日 更新

どうして?6月は住民税が高いのか、退職したのに住民税がきた!|給与明細は6月をチェック

ここ数日間「住民税」について、聞かれる日が続き、もうそんな時期だったのですね。6月の給与(7月給与のところも)明細で、“ん……?高い”と思ったことはありませんか。そうですね、6月にチェックする税は「住民税」なのです。知っているようで知らない「住民税」はどのように決められているのか、初歩的なところをご紹介します。

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6月の給与明細書を受け取って、「あれっ」と思う方は、少なからずいらっしゃるかもしれません。今回は、給与と住民税のしくみについてお伝えします。
社労士さんや税理士さん他、知っていて当たり前の仕組みですが、
事務方の人事や総務で給与関係を計算している方はご存じかと思います。
住民税、源泉所得税というのは、毎月の徴収額は専門用語をのぞくと、最終に調整するというもの。
そして、スタートする月に金額が「あれ?」とかわっているわけです。
6月なんて年の途中なのに、なぜここでかわるのかというのも詳しくは次からご紹介します。
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6月の給与明細で見るべきところ

6月の給与明細書で見るべきポイント、それは「住民税」の額です。個人住民税の徴収期間は、毎年6月から翌年5月までの1年間。つまり、住民税で新年度が始まるのは、6月からなのです。
会社にお勤めの方(サラリーマンさんや公務員さんなど)は、勤め先より給与をもらいますね。
前年度の所得で計算された金額が、6月の給与で控除されているわけです。
(人によっては給与の〆と支給日で7月分になることもありますが)
前年とは、28年度の所得で計算され、今年29年の6月から住民税が決まったわけですね。
年末調整や3月の確定申告がありますので最終的な計算の結果には半年かかるということです。
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前年の所得に対して、翌年の6月から住民税がかかるということですね。
新入社員に住民税がかからないのは、住民税が前年の所得に対してかかるからです。同様に、退職して収入がないにもかかわらず住民税がかかるということもあります。
その為、もし退職していても、昨年の所得で計算され遅れてきますので、
金額にびっくりする方もいるようですね。

住民税はどのように決められるか(計算)

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住民税は、住民が均等に負担する「均等割」と、その人の所得金額に応じて負担する「所得割」から構成されています。
会社勤めの方であれば、前年の1月から12月までの給与所得を基準として、扶養人数や社会保険料、生命保険料などの所得控除を差し引き、税率をかけて計算されます。
サラリーマンや会社勤めの方は通常年末調整で算出されて、所得税が確定します。
その確定した元で住民税が計算されるのです。
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SOCIALZINE編集部の志水 SOCIALZINE編集部の志水