アルバム『1989』の販売枚数が1000万枚を突破し、個々の楽曲の販売数も合計1億曲に達したことを記念し、テイラー・スウィフトは、6月8日の深夜よりこれまでに発表された全音源が全ての音楽配信サービスで聞けるようになるとTwitter上で発表しました。
❤️❤️❤️❤️❤️ pic.twitter.com/kcpY03qHLp
— Taylor Nation (@taylornation13) June 8, 2017
この発表以前にも、Apple Musicではテイラー・スウィフトの楽曲が配信されていましたが、今回の決定によりSpotify(スポティファイ)やAmazon Music Unlimited、Amazon Prime Music、Tidal、Pandora Premiumなどでも彼女の曲を聞けるようになります。
Our girl @taylorswift13 is back on Spotify with her entire album catalogue 🙌
— Universal Music SG (@universalmusg) June 12, 2017
Jam to her latest album #1989 – https://t.co/kB8ztUcOt8 pic.twitter.com/0wQOudu31M
業界筋によれば、Spotifyでは広告付きの無料プランと有料プランの両方が配信対象となる。
意外にも?”戦略家”のテイラー・スイフト
解禁した”表向きの理由”は、アルバム「1989」の販売枚数の1000万枚突破と楽曲ダウンロード数の1億回突破記念なのですが・・・
しかし、その裏には彼女の最大のライバルのケイティ・ペリーの新アルバム「ウィットネス」が6月9日に発売されたことがある。
👁WITNESS 👁THE ALBUM❗THE TOUR❗IT'S ALL HAPPENING❗https://t.co/fz83TjrJUr #WITNESSKP pic.twitter.com/Ulx8VYmjTt
— KATY PERRY (@katyperry) May 15, 2017
ペリーは以前、楽曲「スウィッシュ・スウィッシュ」にスウィフトへの批判を込めたと認めており、今回の動きはスウィフトからペリーへの報復だとも噂されている。
テイラーは以前からストリーミングの全面解禁を予定しており、ペリーの新アルバムの発売日はマーケティングの観点からうってつけの日程だったとされています。
#KPWWW might be over, but #Witness is out now on @AppleMusic! https://t.co/PENvyzrkP1 -TeamKP pic.twitter.com/fkwtlj6dlU
— KATY PERRY (@katyperry) June 13, 2017
2年半以上も前にリリースされたスウィフトの「1989」はこの数か月はチャートでも目立たず、過去のアルバムになりつつある。
トップ200のチャート順位にはストリーミングの再生回数も影響するため、アップルでしかストリーミングできない「1989」は不利な状況に置かれていた。
一方、同じようにリリース後時間の経っているアルバムを持つ、ケンドリック・ラマ―とドレイクは、