2017年4月11日 更新

松下幸之助が成功した理由 部下への接し方や会話術 ビジネスマンや起業家以外も見習うべき部分がたくさんあります!

日本の実業家であり、発明家でもあり、著述家でもある松下幸之助。パナソニックを一代で築き上げた経営のセンスは「経営の神様」として現代も多くの人を惹きつけています。松下幸之助はなぜ成功したのか?ビジネスマンや起業家にとって学ぶべき点が多い松下幸之助の人生。一緒に勉強してみてはどうでしょう?

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●松下幸之助の成功は部下育成にあり!?

パナソニックを一代で立ち上げ、「経営の神様」として現代も多くのファンに尊敬されている松下幸之助。

彼の経営者としての実力は、ビジネスマンや起業家問わず、多くの人が見習うべき部分があります。

その1つが部下への接し方です。
「ところで、きみ、部下の話に耳を傾けるということは大切やで。部下の話を聞くと、えらい得するよ」

確かに松下幸之助は実によく部下にものを尋ねていた。必ず前傾の姿勢になり、相手の目を見てうなずき、部下に話をさせる。そして自分のわからないことについては、ためらいなく尋ねた。その簡単なことが、実に絶大な効果を発揮する。
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松下幸之助は「部下の話に耳を傾ける」。
これを重視しました。

相手の目を見て、部下の話をじっと聞く・・・
上司や先輩の中にはワンマンがモットーというブラックな考えもいるでしょう。

部下の話を聞くと、本人のやる気がぐっとアップします。
(自分が頼りにされている・・・)
それが部下のやる気スイッチを引き出すのです。

部下に勉強させるのも大事ですが、もっと大事なのは自分で仕事を好きになり、進んで学ぼうとする事。
叱るだけが接し方ではないのです。
2番目に、情報を集めることができる。
特に今日のような情報化の時代になると、いかにいい情報を集めるかということが重要である。情報収集には、自ら足を運んで話を聞くということが大切だが、いちばんいい方法は動かずして情報が集まってくることである。
部下の話を聞くというのは、自分の知らない世界や情報を得ることになります。
インターネットが発達した現代でも自分で調べるのは限界があります。

立場が違っても部下のほうが知識や経験がある部分は必ずあります。
わからない事を素直に聞ける上司や先輩の姿勢は部下として信頼され、親しみをもてます。
そうした上に立つ人物は部下から見て、「もっと力になりたい!」と意識されるでしょう。
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松下幸之助のそばで仕事をするようになってから確か2~3年した頃に、米国からハーマン・カーン氏が来ることになった。「日本に行くからには松下さんに会いたい」ということだった。

それならば会いましょうということになったのだが、そのハーマン・カーン氏が松下に会う1週間か10日ほど前になったころ、松下は私に突然こう尋ねた。
えっ、と思った。昨日、松下は同じ質問をした。どういうことか。質問したことを忘れたのか。仕方がないから昨日と同じ答えを繰り返した。ハーマン・カーンという人は米国の人で、21世紀は日本の世紀だと言っているハドソン研究所の所長です。
「待てよ。松下が同じ質問を繰り返し、そして私が同じ答えを繰り返している。それは、自分が質問したことを松下は忘れているのではなく、その質問に対する私の答が不十分だからではないのだろうか。
もっと詳細を聞きたい、もっと詳しいことを聞きたいということではなかったのか。そうだ、きっとそうなのだ」
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松下幸之助は「繰り返し、同じ質問をする事」でも有名でした。
部下に1つの質問をして、答えを言うと1日、2日してから同じ質問をまたする。

最初のうちは忘れたのかな?
そう思いますが、3回目となると憤りを感じる部分もあるはず。

なぜ松下幸之助は同じ質問を同じ人に何度も何度もするのでしょうか?
そう聞かれた時の嬉しさを、今でもはっきりと思い出すことができる。嬉しかった。昨日までの憤然とした気持ちとはうって変わって嬉しかったのである。

心躍る気持ちで、おもむろに内ポケットからメモを取り出すと、丁寧に、得々として説明を始めた。
もちろん、松下幸之助が質問した事を忘れたわけではありません。
部下の質問への答えが不十分だと感じたからです。

わざわざ怒ったり、嫌味を言ったりせず相手に気づかせるために同じ質問をする。
本人が気づくまで根気よく続けるのは誰でもできる事ではありません。

時間をかけて部下を育成する姿勢が、松下幸之助の成功へとつながったのでしょう。
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