2018年5月10日 更新

初夏に食べたい「揚子江菜館」の”元祖冷やし中華”の魅力に迫ってみた

東京・神保町に1933年に開店してから今も著名人などに愛され続けている中華料理「揚子江菜館」。そこで年中無休で提供し続けているのが”元祖冷やし中華”。グルメライターCが早速”元祖冷やし中華”の魅力をレポートしてきました。

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明治39年の創業時から、変わらない味

東京・神保町に関東地方で元祖といわれている「冷やし中華」が味わえるのが、揚子江彩館という中華料理屋さん。

早速ライターCは、初夏の清々しいランチ時、今年、初めて食べる「冷やし中華」を贅沢に味わってきました。
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1933年創業の老舗中国料理店とあって店構えにも貫禄があります。

歌舞伎を思わせるどっしりとした顔をイメージしたオブジェがシンボルマークで、訪れる人たちを出迎えてくれます。

ライターCが足を運んだのは、休日のランチ時。店内に入ると、すでに一階の席は満員御礼。

おかみさんらしい人の「いらっしゃいませ、お2階にどうぞ」という粋の良い掛け声に迎えられて2階に上がると、2階もすでにグルメなお客様にいっぱいでした。
2階の席に通されたあと、席について早速、お目当ての「冷やし中華」を頼むと、チャキチャキとした貫禄のある店員さんに「元祖?」と突っ込まれ、「元祖お願いします」と注文。

ここでは、ただの冷やし中華では注文できないらしく?
”元祖”を付け加えて、「元祖冷やし中華」を注文する事ができました♪。
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元祖冷やし中華の老舗とあって、円卓を囲んでいるお客さん方も6人家族で一皿の冷やし中華を円卓で回して皆でシェアしている光景が。

やっぱりこのお店に来たら冷やし中華を注文するお客様は8割を超えているようですね。

元祖冷やし中華の正式名称は、「5色りゃんばんめん」

「お待たせしました~」と運ばれてきた冷し中華を見て、その迫力に脱帽。

富士山の山頂に積もる雪をイメージしたという錦糸卵を食べ進めて行くと、うずらの卵が2個と、小さな自家製肉団子が2個、そっと隠れていて、見つけた時は思わずはっと、息が漏れてしまうほどの感動が迫って来ますよ〜♪
麺も従来の麺の量の2倍以上はありそうで、箸を入れるのも本気でないと、食せないくらい。

また、麺の回りを彩る具材もなんと全部で10種類。

きゅうり、自家製チャーシューと定番と思われていた具材のほかに、プリップリのエビが2尾、さやいんげん、味がしっかりしみ込んだしいたけの煮つけ、甘辛く味付けし細かく千切りしたタケノコ、歯ごたえのある寒天など、具材の量も日本一です。
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5色ひやしそばの正式名称は、「5色りゃんばんめん」(1500円)。

当時の2代目オーナーの周子儀氏が、上海で愛されていた「もやしと細切り肉のりゃんばんめん」に出会った時に、日本のざるそばをこのような料理にできないかと着想を得て考案し、現在の形が誕生しました。

昭和8年に誕生した、胡麻と黒酢の天然アミノ酸効用抜群の「さんすひやしそば」と「坦坦ひやしそば」の2種類から始まり、その後、もっと食べやすいように改良して新たに誕生したのが、「五色涼拌麺」だという。

現在は3代目のオーナーに受け継がれています。

たれの作り方も麺の量も、豪華すぎるほどの具材も、昔と少しも変わらないという「5色りゃんばんめん」。
とても懐かしく、素朴でいて奥が深い味わいです。
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多くの中華料理店は初夏ごろから「冷やし中華はじめました~♪」とメニューを追加し、夏の風物詩として定着していると思っていたが、「明治39年から毎日出してるんですよ~」となんと、こちらは春夏秋冬年中無休だというから驚き。

タモリや赤塚不二夫らなどのカリスマを含め1,000人に及ぶ愛好会「全日本冷し中華愛好会」の発足の理由は、タモリらが荻窪の店で季節外れに冷し中華を注文し、くしくも断られたことにあるというが、神保町に来れば、いつでも冷やし中華が食べられることを知った初夏。

また食べる楽しみをひとつ増やしてくれた老舗の味でした。ぜひ一度ご賞味あれ。
『揚子江菜館』
住所:東京都千代田区神田神保町1-11-3
アクセス:東京メトロ半蔵門線、都営地下鉄新宿線・三田線「神保町」駅徒歩1分
電話:03-3291-0218
営業時間:11:30~22:00
定休日:無休
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socialzine編集部 socialzine編集部