2018年3月1日 更新

日本を代表するギタリストCharが語るスペシャルなトークショー開催!

各業界で活躍しているスペシャリストを招き、かっこいいおとなの定義とは?をコンセプトに開催している「おとなアカデミー」。ヒップホップ業界でも強烈な存在を放つラッパ我リヤのMr.QがMCを務めるおとなアカデミーの今回のゲストは、日本を代表する伝説のギタリストであるCharさん。2月24日、都内で開催されたトークショーでMr.Q×cherさんの最強コンビが、2人の共通である「音楽」について熱く語ってくれました。今回は後半戦の内容を発信します♪

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Char(チャー)
1955年東京生まれ。日本を代表するギタリストの1人として、世界的にも高い評価を獲得している。
1976年にシングル「NAVY BLUE」でソロデビューを果たし、「気絶するほど悩ましい」「smoky」「闘牛士」などのヒット曲を次々と飛ばす。
2015年5月には、泉谷しげる、布袋寅泰、奥田民生、松任谷由実、福山雅治ら干支が異なる12人のアーティストたちが参加したアルバム「ROCK十」を発表。

デビューは、愛すべき先輩のおかげ

当時は日本でレコードを出したプロの人はほんの一握りだった。当時は、志がある人はアメリカにいくしかないっていうロックの状況だったので、日本でデビューするのは考えつかなかった。ロックでお金も全然儲かってない時代だったから、仮にデビューするとなっても親を説得する要素もなかったから。それで、ロンドンにも行っちゃいました。ロサンゼルスにも行ったら、店員の女の子がはーいって行ってくれる世界で、どこに行っても生バンドが聞こえてくるという環境で、メンバー見つけて、プロになるんだったらロサンゼルスでやりたいなって思ってましたね。

char smoky 最初で最後の5人バンド

スモーキー・メディスン解散後、渡米して見つけたメンバーと
ミッキーカーチスさんのところにいた山内テツが、ロッド・スチュワートのベーシストになったという噂が渋谷の道玄坂で流れましてね。このことは当時ロック少年にとっては快挙。メジャーなやつはやれるんだって思いました。武道館に見に行ったとき、日本のベーシストが弾いてて、かっこよくて。
そのあと、テツが日本のレコード会社でソロ契約し、当時ロックのレーベルが日本中どこにもなかった時代に、一人でレーベルは作れないから、チャーくん、デビューして手伝ってくれないかって言われたのがきっかけ。レーベルとしてデビューしてくれないかってね。

ーデビューは先輩たちのおかげだったんですね?

日本でデビューしてテツがいてくれれば、鬼に金棒だと思った。前座でも演奏したりして、かまやつさんや泉谷さんなどのおかげでデビューに至ったんです。泉谷さんは、フォークやってたけど、どう考えてもロックなんですよね、生き方といい、曲といい。かまやつさんのようないろんな音楽を知っている先輩に対して、泉谷さんはスピリチュアルな、闘志むき出しの、ロックやるんだったら甘んじるんじゃねえっていう熱い人。
そういう愛すべき先輩に俺は本当に囲まれてね。今更泉谷さんとは言えないよね(笑)。

ー音楽を作る上で大切なこととはなんだと思いますか?

昔は、家にいても情報は入ってこないので、自分で確かめないとその先は見えてこない。自分で感じないとその先に行けないのに、今は、ネットなどの情報のなかで終始してしまっているように思う。それで知った気になって終わっちゃう。
そんな時代に大切なのは、いろいろな場所に遊びに行ったところで色々な経験して、それが曲になったり、歌詞ができたり、音楽になって作品ができると思うから、そういう経験をたくさんすることが大事だと思ってる。

座右の銘は「スターとは、そこを行き来できるやつだけ」

昔、言われたことで、今でも僕の座右の銘になっているのが「なんでスターっていうか知ってるかって。星というのは、存在してるのにさわれない。実際さわれないし、あってないようなもの。そこを行き来できるやつだけがこの世界ではスターになれるんだ」と。
お前のように、音楽はこうだとか、芸術がどうだとか、やりたいことはどうだとか、勝手にやってろって。でもそういう奴は、万人に愛されるスターにはなれないと。だからそこを行き交うやつになれって言われたことは忘れませんね。
それはその通りだなと。僕が小さい頃憧れていたエルビスやエリックやジミヘンやビートルズは、存在してたけど、雲の上の人で、俺はレコードで音楽を聞いて、人生のほとんどを費やして、入り込んでこられたのはそういうことだったんだなって。
星の数ほどいたアーティストの中で残った人は、ほんの限られた人だけだと思う。その中の一人になりたいかなりたくないかを問いかけてくれていたんだと思った。でのその時はガキだったから言葉の深さがわからなかったけど。今思うと、ブレイクしてヒットしたことは、今までのアンダーグラウンドの世界からメジャーな世界になったことで、今ある仕事をしっかりやって、自分に足りなかったところもあったを気づいたし、一生懸命作詞作曲活動もしなきゃいけないと目覚めるきっかけになった。

モチベーションが上がるのは最高のセッションができたとき

白人のギタリストのエルビンのライブで、一緒に何かやろうよってエルビンがステージから声をかけてくれてね。何の曲やろうかって言うと、今思いついたものを始めろって(笑)。こんな嬉しいことない。6人のメンバーがいて、フレーズを始めて、フル演奏を一緒にして、最高のセッションができた。即興で、初めてあった人と意思疎通した瞬間にダチになっているわけよ。そのスペースを与えてくれたエルビンの器の大きさにも感動したね。ミュージシャンとしてこの瞬間をどう遊ぶかができたのが嬉しかったね。
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socialzine編集部 socialzine編集部


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