2017年9月20日 更新

健康食品と美容に特化した越境EC事業「チャイナ・ライブ」を開始

近年は法律や言語の壁などの課題があった越境EC事業が拡大しています。課題を解決できるサービスが徐々に浸透し、ついに越境ECの機運到来となってきました。アマゾンなどのネット販売に押され経営が悪化した、米国の玩具小売チェーン最大手の「米トイザラス」が経営破綻するなど、小売業界が激変する中、 今年8月から中国との越境EC事業を開始したクラウディアの日本初となる取り組みについて取材してきました。

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2017年4月24日に経済産業省が公表した2016年度最新の電子商取引市場の調査結果によると、BtoCの市場規模は15.1兆円となりました。

この数値は、前年対比で9.9%の増加となっており、2015年度の同データ(前年対比7.6%増)と比較すると個人間EC(CtoC-EC)が急激に拡大していることから、今後においてもさらなる成長が予想されています。

2015年度に444社を対象として行ったインターネット通販売上高の調査では、売上高は3兆4344億円となっています。

アマゾンなどのネット販売に押され経営が悪化した、米国の玩具小売チェーン最大手の「米トイザラス」が経営破綻するなど、小売業界が激変する中、めまぐるしく変化し続けるEC業界を取り巻く環境と今後の動向について、通販事業を手掛けるクラウディアの林えり子社長に話を伺いました。

生ライブ配信で国内の主力商品をアピール

通信販売と広告業を手掛けるクラウディア(本社、東京都港区)は、8月1日から中国を対象とした越境EC事業「チャイナ・ライブ」を開始しました。

「チャイナ・ライブ」とは、国内で認知度がある商品を1万5000人の中国人バイヤーにネット番組でライブ配信する取り組みで、中国EC事業を新規で狙う国内の中小零細企業を対象にした国内初の動画配信事業です。

 経産省が推奨する「革新的ものづくり・商業・サービス開発支援補助金」に採択されて開始しました。同社のスタジオにて1番組約40分のショッピングチャンネルを生配信します。
本社3階のスタジオで動画配信する「チャイナ・ライブ」の...

本社3階のスタジオで動画配信する「チャイナ・ライブ」の撮影現場の様子

1995年に創業以来、一貫して通販事業を行ってきた

クラウディアは1995年に設立後、主に女性をターゲットとした健康食品や美容雑貨を取り扱ってきました。昨年11月には新社屋が完成し3階に動画配信専用のスタジオを新設。 

当時から長く愛され続けている「アルファGPC」シリーズや、最近中国で売れているお酒が好きな女子にぴったりのサプリメント「今夜も飲み放題」など、数百種類の商品を販売しています。
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アルファGPC(価格7344円)は大豆から抽出された天然成分で、母乳にも含まれている生体成分。
天然原料の植物性カプセルで、合成着色料や保存料は添加せず、純度100%の日本製です。
成長ホルモンの分泌に寄与すると医学界でも認められており、成長期の子供の発達障害の改善に役立つほか、中高年のアンチエンジングにも期待が持てる成分として、世界中が注目しています。
https://www.claudia.co.jp/products/detail.php?product_id=449
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女性のために製薬会社が開発した「今夜も飲み放題」(価格2480円)は、お酒が好きな女子にぴったりのサプリメント。
製品に含まれているシスティン、グルタミン酸、グリシンのトリプル・アミノ酸酵母は、体内の毒素をペプチドで包み込み、体外に排出する力があるんです。
お酒を飲む前に5粒を目安に摂取すれば、翌朝の二日酔い対策に効果的です。
http://www.claudia.co.jp/products/detail.php?product_id=472
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近年の通販業界は情報が散乱している結果、飽和状態に

 通販業界はここ数年、インターネットが浸透しすぎた結果、情報が散乱し飽和状態が続いています。なんとなく日本では閉塞しているため、これからは中国に進出しようというような動きが増えてきました。
 しかし、日本と中国のかけ橋になる接点を持ちたいけど、中国の展示会もよくわからなかったり、中国で事業を始めたいけれどノウハウがわからないという中小企業がが多いのだそうです。

 そこで日本国外の海外市場を開拓したいと立ち上げたのが越境ECです。
越境ECは、海外の消費者が国境を超えて海外企業の商品が購入できることが最大のメリットです。
林えり子社長は「著しく中国が発展している昨今、越境ECで生業を立てていきたい、また中国と日本の架け橋になりたいという中国のショウシン商事との出会いで、昨年から真剣に新規事業を始めたのが動機の一つです。
 日本に中国人バイヤーが来てくれることで安心感があり、日本語も通じる。決済、納品も日本でできるので、国内メーカーにとってはメリットがあり、リスクがないんです。
今後、日本の中小零細企業からミラクル企業が出てくれたらいいですね」と話す。
新規事業を立ち上げた林えり子社長

新規事業を立ち上げた林えり子社長

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socialzine編集部 socialzine編集部