2017年3月7日 更新

やっと入れた保育園はブラック地獄だった 保育園不足に自治体のチェックも甘くなり誰も助けてくれない・・・

待機児童で保育園に入れない人が社会問題になっています。しかし、その問題に隠れているのがブラック保育園。虐待とまではいかないが明らかに営業方針に問題があるブラック保育園。自治体が強気になれないのは、待機児童を増やしたくない事情を抱えているようで・・・

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●待機児童の次はブラック保育園

「保育園に入れない!」
そんな声がインターネットで騒がれていますが、保育園に入れば問題がすべて解決するワケではありません。

保育園のすべてが健全なワケではなく、法律に違反していなくても明らかに問題があるブラック保育園が巷に存在しているのです。

保育士は守秘義務があり、保育園の中の出来事は基本的に外に出ません。
だからこそ、閉鎖的な環境になり、人間関係や職場環境がわからなくなってしまうのです。
神奈川県にある認可保育園の園長だったみつこさん(仮名)は2016年、同保育園の運営会社を訴えた。みつこさんは2015年春にA社から採用され、園長として園の立ち上げから勤務していた。そのわずか1年後の提訴。いったい、何があったのか。
Free photo: Child, Girl, Face, View, Portrait - Free Image on Pixabay - 657062 (9702)

同じ市内にあるA社系列の保育園で、女性保育士が、園児に対して虐待ともとれる行為をしていたというのだ。
その住民の話によると、近隣の公園で課外活動をしていた際、園児の1人が泣き出したが、付き添いの保育士が「そこでずっと泣いていなさい」と泣かせ続けたのだという。
ところが、2015年も終わろうとするころ、みつこさんはA社から翌3月で退職するようにと言われた。たしかに、採用時の雇用契約は、最大5年まで1年ごとに更新があるというものだ。
ブラック保育園の特徴は慢性的な人手不足です。
過酷な職場環境に耐えられず、すぐに辞めてしまう。
そうなると、職場の人間関係はギスギスしたものになり、預けることもにも悪影響が生まれます。
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さらに、A社を退職したある保育士の話によると、みつこさんの園以外でも職員の架空登録と補助金の不正受給は行われていた。自治体の監査があるときだけ、周辺の園から保育士がかき集められ、偽装したシフト表も作られていた。
著者は2011年1月に慶太(仮名)を産んだワーキングマザーだ。育休中、認可園、認証園、認可外園など8件に申し込んだが、すべて断られた。諦め切れず区役所に通い続けていたところ、一筋の光が差し込んだように見えたが
ブラック保育園の特徴として、衛生面や食事の問題があるケースがあります。
衛生的な環境で栄養のある食事を食べさせたい。
それは多くの保護者の願いです。

しかし、人手不足や経費削減に悩む保育園では、衛生面や食事に最初に影響が出てきます。
忙しくて掃除が行き届かなかったり、食事の質が下がったりする。

楽しい雰囲気で食事を食べられない保育園も珍しくありません。
 二次募集は無理だと分かっていたので、わらをもつかむ気持ちで「お願いします」と即答。ネットで調べると、関東に10園以上展開するチェーンのようで、明るい写真と、「保育士は全員正社員」「愛情を持って育てます」といった園の運営に関する言葉が書かれており、ほっと一安心。夫とも「とにかく認可に入れるまで、ここに入れよう」と話し、上司にも連絡を入れた。
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 慶太を迎えに行くと、いつも顔や手には黒いベトベトしたものが付いていた。汚れが付いたのりのような固まりが何個も。注意して周りを見ると、他の園児たちの顔や手にもこびりついていた。
働くママたちにとっては頼みの綱である保育園。しかし最近、“ブラック保育園”と呼ばれる園が話題になっているのをご存じですか?

ブラック保育園とは、“ブラック企業”や“ブラックバイト”と同様に、過酷すぎる労働条件で保育士を働かせている園のこと。
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