●実は減ってる!? 若いフリーターたち
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▼フリーター アルバイトやパートで生計を立てる人。学生や専業主婦は含まない。正社員に比べ賃金が安く、仕事も不安定な場合が多い。
フリーターとは高校や大学を卒業したのに、正規雇用や派遣社員の仕事につかず、アルバイトやパートで生計を立てる人たちです。
若い世代の「フリーター」が減っている。15~34歳でパート・アルバイトで働く人や失業してこれらの職を探している人は2015年平均で167万人となり、前年より12万人減った。
4月中旬、東京・西新宿にあるオフィスビルの一室。リクルートスーツ姿の20代の若者が、企業の採用担当者と机を挟んで向かい合う。驚くような大きな声でのあいさつと自己紹介が終わると、熱気を帯びた面接が始まる。
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埼玉経済同友会は「豊かな少子高齢社会の実現に向けて」と題した提言をまとめた。「若年層とシニアの就業支援」や、「少子化対策としての出会いの機会創出と子育て職場環境の整備」など5項目が柱。
ベンチャーのWeb制作会社で働く咲子さんは就職活動がうまくいかず、社会人生活はフリーターから出発。知り合いを介する「つながり転職」で、今、正社員で20人もの部下を抱えた管理職としてやりがいを持って働いています。
厚生労働省は2017年度から、就職氷河期世代のフリーターらに対して正社員就職への支援を拡充する。正社員として雇い入れた企業に対する助成金を新設するほか、就職への意欲を喚起する短期集中型のセミナーを新たに始める。
最近では国や企業の対策が上手くいき、若いフリーター人口は減りつつあります。
就職氷河期と言われたリーマンショック以降、徐々に大学生の就職活動がやりやすくなったのも理由の1つでしょう。
しかし、バブル崩壊やリーマンショックでの影響を受けたフリーター。
彼らの国や企業に対する支援は万全ではありません。
30歳を超えた彼らへの世間の見方は厳しいものがあります。
就職氷河期と言われたリーマンショック以降、徐々に大学生の就職活動がやりやすくなったのも理由の1つでしょう。
しかし、バブル崩壊やリーマンショックでの影響を受けたフリーター。
彼らの国や企業に対する支援は万全ではありません。
30歳を超えた彼らへの世間の見方は厳しいものがあります。
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●高齢化するフリーターへの支援は・・・絶望的
アルバイトやパートで生計を立てる「フリーター」の高年齢化が進んでいる。35~44歳のフリーターは2011年平均で約50万人と、過去最高になった。
アルバイト、パート、派遣、請負など非正規労働者の増加が止まらない。平成元年(1989年)に817万人で全体の約2割だった非正規労働者は2014年に1962万人まで増加。