2017年4月12日 更新

「いじめ」が道徳の授業に。これからの道徳はどう変わっていくのか。

「いじめ」にまつわる経験をしたことがありますか? いじめられている子を助けた、見て見ぬフリをした いじめられたことがある、実はいじめてしまったことがある…など 「いじめ」についてのニュースを最近目にする機会が多くなった印象ですが 実は以前から学生だけでなく、大人にも身近に潜んでいる問題といえるのではないでしょうか。 そんな「いじめ」についての教育が変わろうとしています。

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来年春から使われる高校の教科書と小学校の道徳の教科書の検定結果が、24日、公表されました。道徳の教科書全てで「いじめ」に関する題材が扱われました。
小学校全学年で8社から申請された計24点(66冊)全てが合格した。国が教科書を無償給付する義務教育での新教科の教科書を検定したのは、1990年度の「生活」以来26年ぶり。
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いじめについて道徳の授業として学ぶことになるようです。
以前からそれぞれの学校でいじめについて教わる機会もあったと思います。
今までとこれからでは、何が変わってくるのでしょうか?

今までの授業では

「『いじめは許されない』ということを児童生徒に言わせたり書かせたりするだけの授業」になりがちだったとしています。
先生から、いじめは何故いけないのか教わった経験のある人も多いと思います。
でも、いじめが改善されたのは一時だけで
クラス替えなどをするとまた、いじめが発生していたという事態もあったのではないでしょうか。

これからの授業は

実際に、いじめる側といじめられる側の役を演じて気持ちを理解させたり、授業で考えたことを教科書などの空欄に記入させたりする内容となっています。
教科用図書検定調査審議会では「実際にいじめられている児童にそのままの立場の役を演じさせると、いじめの固定化につながる恐れがある」などの議論があり、「必要な配慮を欠いている」との検定意見が付いた。
「役を交代してえんじてみましょう」との記述を追加し、一人だけがいじめられる役を演じることがないようにした。
「『なぜいじめが起きるのか』『どうやっていじめを防ぎ、解決することができるのか』などを自分のこととして考え、議論して学ぶことが大切だ」
「いじめられる側の気持ちを考えてみよう」と言われるだけ、想像するだけでは
相手の気持ちを真に理解することは難しかったと思います。
いじめは学生だけでなく、人と人が共存する場である職場や家庭内でも起こりうることです。
小学生の内から、いじめる側、いじめられる側、相手の立場に立ち気持ちを考えるという経験は
将来にわたっても良い影響となりそうです。

これからの道徳はどう変わるのか

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文科省は登場人物の心情理解に重点を置いた従来型の「読み物道徳」から脱却し、「考え、議論する道徳」の実現を目指す。
これまでの道徳の授業は、副読本などを使って「答え」を読み取らせるものだった。それが、学習指導要領の改定で「考え、議論する道徳」に方向転換することになった。
これからの道徳は「考え、議論する」ことを目指しているといいます。
私たち大人はどうでしょうか?
周りに流されることなく「自分の考えをもち、伝えること」できていますか?
子供たちへの教育を期待するだけでなく
先を行く大人たちがお手本になれるよう、自らの行動も見つめなおし改善していくことも必要だといえますね。

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高野葵 高野葵