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どの教室に行っても、どの会議室に言っても、「カタカタ……」パソコンのキーボードを打つ音が、必ず室内で幾つも音が重なりあって聞こえてきます。パソコンで記録すると内容のモレは少なく、タイプできる文字数も多く打てます。議事録を取っておく、共有ファイルにしておくなど、仕事ではほとんどがパソコンを利用しているでしょう。
しかし、パソコンにはない手書きの効能が凄いのです。ただのメモでもかまわないという、手書きの効能7つをご紹介します。
しかし、パソコンにはない手書きの効能が凄いのです。ただのメモでもかまわないという、手書きの効能7つをご紹介します。
まずは、面白い記録しておくことによる「時間が価値を高める事例」からご紹介いたします。
たった一行でもいいから今日起った出来事を書き留めておくと、それが将来どう“化ける”かわからないという。何気ない日常の短い記録が将来に貴重な発見をもたらしてくれるかもしれないのだ。
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時間的不整合性(time inconsistency)
①あなたなら、今この場でどちらを選びますか?
A.今すぐ「100万円」をもらう B.3年後に「200万円」もらう
A.今すぐ「100万円」をもらう B.3年後に「200万円」もらう
もちろんそれぞれの考え方次第だが、今すぐ100万円を受け取りたいと考える向きが多いかもしれない。その場合、たとえ倍額がもらえるにしても3年間という期間がそれを打ち消しているのだ。
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では、②この場合はどちらを選ぶでしょうか。
A.10年後に100万円をもらう B.13年後に200万円をもらう
A.10年後に100万円をもらう B.13年後に200万円をもらう
これも同じく、2つの選択の間のギャップは3年である。こちらのケースでは、どうせ10年以上待つのであれば、もう3年余計に待って倍額を手にしたほうが得だと考える人のほうが多くなるかもしれない。
①と②の違い→つまり「3年間」の価値が変化したことになる。
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このように時間が経過することで価値が変わってまい、意思決定に矛盾が生じてきてしまうことを「時間的不整合性(time inconsistency)」という。ある物事についての現在の評価が、将来においても同じであるとは限らないということだ。
そして、我々は今の生活の些細な出来事を過小評価しすぎていると指摘しているのが、ハーバードビジネススクールの心理学者、ティン・チャン氏らの研究チームだ。