2017年7月6日 更新

富裕層「日本国内増加」あなたは、どこの層に入る?|NRI調査結果5つの層分布割合

日本の富裕層を5つに分けた時、あなたは、「どこの層」か気になりませんか?日本でも富裕層が増えているとは言いますが、純金融資産で算出されたNRIの統計を取り上げました。超富裕層、富裕層、準富裕層、アッパーマス層、マス層、それぞれの資産と国民割合も含めてご紹介いたします。

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野村総合研究所(NRI)が行った「純資産調査 2015年(各種統計などから資産保有額を推計)」によると、純金融資産の保有額が1億円以上の「富裕層」が、最多の121万7,000世帯となり、2013年から21%増加したそうです。続々と富裕層が増えている背景と、彼らの今後の動きを追ってみたいと思います。

富裕層って、どのくらい資産を持つ人のこと?

ひとくちに、「富裕層」と言いますが、実際にどれだけの資産をもつ人の層なのでしょうか。
今回の調査(NRI)では、「純金融資産保有額」で国内の全世帯を“5つ”の階層に分けたとされています。
ちなみに階層を見る前に、「純金融資産」とは何かを簡単にご紹介します。

個人の資産を分けると、
①金融資産(預貯金、株式、債券、投資信託、一時払い生命保険、年金保険など)
②実物資産(土地、自動車、飛行機、金など)
となります。

そして、上記の金融資産①から、金融“負債”(借金、住宅ローンなど)を差し引いたものが、
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純金融資産といいます

①金融資産と②実物資産の分け方といえば、一番判断しやすいのが、
お金が必要になったときに、すぐに現金にしやすい(できる)かどうかでしょう。
土地や車は、売買するということが前提にありますので、今すぐにお金に換えるのは難しいですね。

純金融資産保有額の階層別

日本の富裕層は122万世帯、純金融資産総額は272兆円...

日本の富裕層は122万世帯、純金融資産総額は272兆円 | 野村総合研究所(NRI)

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結果は、純金融資産保有額が1億円以上5億円未満の「富裕層」、および同5億円以上の「超富裕層」を合わせると、2015年時点で121.7万世帯でした(図1)。内訳は、富裕層が114.4万世帯、超富裕層が7.3万世帯です。
超富裕層や富裕層はふたつ合わせても世帯割合は2.3%です。
ここは難しくても、「準富裕層」なら手が届ている方もいらっしゃるかもしれませんね。
「準富裕層」は、5,000万円以上から1億円未満(世帯約6%)

そして、
「アッパーマス層」3,000万円以上から5,000万円未満(約13%)
一番多いのは
「マス層」3,000万円未満(約79%)
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今後、この富裕層のマネーどこへむかうのでしょう
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